2008年3月発売
発売元
株式会社ギザ姉の森田葉月とのコンビで活動していた森川の初ソロ作品。スタンダードのほか、エルトン・ジョンやキャロル・キングの曲も。ソフトな語り口が心に優しい。タンゴの「A taste of honey」、ラテンの「Love me or leave me」など編曲が面白い。
ヴォーカリストであり作詞者だった坂井泉水の転落死から1年を前にした、「負けないで」「揺れる想い」などのミリオンセラー・ナンバーを中心に、忘れられない彼らのメロディをクラシック・ピアノで奏でる試み。羽田裕美の温かなタッチが聴き手の胸に迫る。
2007年に初来日公演も成功させたコルピクラーニの通算5作目。フォークを採り入れたメタルが彼らの特徴だが、今作ではアコーディオンのフレーズがほぼメインとなるアレンジで、フォーク色がかなり強くなった。素朴な風合いと力強さの融合が魅力。
元ドラゴンハートのスティーヴ・ウィリアムズ(key)が結成した英伊混合のメロディック・パワー・メタル5人組の4作目。疾走感あふれる楽曲からプログレッシヴなそれまで、ドラマティックかつポップな音世界を披露。正統的にして新たなメタル・サウンドを提示する。
スウェーデンから登場したネオ・クラシカル・ギタリストの新鋭、ジャイス・ランドベリのファースト・フル・アルバム。同郷のヨラン・エドマン(vo)を迎え、叙情的なヘヴィ・メタルをバックに、ジャイスのスリリングなギター・ワークが展開されている。
ゴシック・メタル・バンドの範疇に括られているフィンランド産6人組の1作目。ハイ・トーンの女性ヴォーカルを軸に据えているように、ゴスペル的な香りを振りまいている点が大きな特徴。シンフォニック&ハーモナイズされた様式美な耽美メタルが胸を打つ。
ロストプロフェッツやFFATらを生み出したサウスウェールズ出身の5ピース・バンド。彼ら初のフル・アルバムは、重戦車のようなリズム隊にディストーション・ギターが絡み合った意欲作。UKらしい哀愁漂うメロとデス声の組み合わせも絶妙だ。
プロレス団体“ドラゴンゲート”の公式サウンドトラックで、所属選手のテーマ曲などを2枚組で収録。それぞれの完成度も高く、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、久保田陽子らの絶唱も。格闘技ファンのみならず楽しめるコンピレーション盤だ。