2008年3月発売
フランシス・コッポラ監督の青春映画『アウトサイダー』からタイトルがつけられたというメジャー・デビュー作。突き抜けるような明るいメロディと骨太なサウンドが同居しており、彼らの武器を明快に提示している。
「ガール・オール・ザ・バッド・ガイズ・ウォント」のヒットを受けリリースされた彼らのブレイク作。ブッチ・ウォーカーがプロデュースを担当し、ビート感を重視しつつより磨きのかかったグッド・メロディを届けてくれる。
94年にテキサスで結成されたポップ・パンク・バンド、ボウリング・フォー・スープのメジャー3rdアルバム。メロコア、ポップ、サーフなどを飲み込んだ、良質なメロディのパワー・ポップが心地好い。
映画やテレビ番組の曲などで構成した編集盤で、ブリトニー・スピアーズの4曲目、ベン・E.キングの7曲目、モダン・イングリッシュの11曲目などカヴァーも多数だ。日本盤は16曲目以降の曲を追加し、メンバーによる詳細な解説の和訳付き。2曲映像も観られ、ファン必携だ。
米サウスカロライナ出身のパンキッシュ・トリオの2006年発表のデビュー作が、本邦初登場。すでに日本でも、がむしゃらでキュートなポップ・センスあふれる彼らのサウンドは圧倒的な支持を得ているが、その原点が今作であることを再認識できる一作として意義深い。
60年代から活動を開始し、ピチカート・ファイヴやコーネリアスをはじめ多くのミュージシャンに愛され続けるソングライター、ケニー・ランキンの初CD化作品。クオリティの高い洗練されたサウンドと優しい歌声が響きわたっている。
ブラジル音楽やジャズのエッセンスを取り入れたサウンドと懐の深さを感じさせる歌声で知られるケニー・ランキンのボサ・ノヴァ・アルバム。マイケル・ブレッカーら豪華ゲストとともに芳醇な世界を作り上げている。
マレの“性格曲”を集成、ヴィオールを介して人声の美質を掘り下げる。映画『めぐり逢う朝』でのサヴァールの衝撃をも遠い昔に感じさせてしまう、存在感あふれるヴィオールの声。伴奏と一体化して深くリアル、時には軽やかなステップすら聴かせる余裕!★
他パートとズレる冒頭のフルートから、終楽章のソプラノの裏で鳴るコントラバス・ソロの扱いまで、また各所でのポルタメントや第2楽章のソロ・ヴァイオリンの開放弦での漸強加減など、スコアの緻密な細部描写は単なる刺激に終わらず、濃密なタペストリーを形成する。★
70年代前半、吉田拓郎の弟分として人気のあったフォーク・トリオ、猫の再結成アルバム。「雪」や「地下鉄にのって」のような往年のヒット曲以下、セルフ・カヴァーが中心だが、懐古するだけでなく、今を生きるオヤジなりのフォークをやろうとしている真摯な姿勢がうかがえる。
CMで大量オンエアされた「いい日旅立ち」を中心としたベスト・アルバム(初回限定ジャケットのキャプションには例の犬も登場)。ソロ・デビュー・ナンバーから、大ヒットした「昴ーすばるー」、そしてアリス時代の代表曲5曲など、谷村新司入門に適切なコンピレーション。 多くの名曲で日本人の心を揺り動かしてきた谷村新司さんが、小説集『昴』で小説家デビュー。大切に選んだ言葉の一つ一つが胸に沁みてくる7つの物語についてお話を伺いました。
映画『猟奇的な彼女』の主題歌「I Believe」で知られる韓国の人気シンガー・ソングライターの、日本における過去2作品を1枚にまとめたベスト。彼の最大のセールス・ポイントである美しいバラードのみならず、「ロミオとジュリエット」「オンマヤ」のようなアップ・テンポな楽曲もいい。
2003年に発表したミニ・アルバム『Memorial address』から2008年1月1日に発売したアルバム『GUILTY』までの収録曲の中から厳選した12曲を、大沢伸一やCOLDCUTら世界で活躍するリミキサーがエレクトロ・ハウスなど最先端サウンドで蘇らせたリミックス盤。⇒浜崎あゆみのディスコグラフィをチェック!
彼女のヒット曲から選りすぐり名曲を世界で選抜されたプロデューサーがリミックスする『ayu-mi-x』シリーズ第6弾。クラブ・シーンで人気のエレクトロ・ハウスを基調としたアレンジは幅広く大胆。鮮烈なダンス・チューンが並ぶ全12曲。2枚同時リリースのうちの一枚。⇒浜崎あゆみのディスコグラフィをチェック!
2007年のハウス・ムーヴメントを総括するコンピレーション。ハウスネイションのためにリミックスされた元気ロケッツの「Breeze」など、スペシャルなトラックを収録。パワフルでダンサブルなラインナップが嬉しい。