2008年3月発売
2007年、シングル「さくら」が有線チャートを中心に話題を呼んだシンガー・ソングライターによる3曲入りシングル。穏やかで牧歌的な旋律に乗るのは、“君がいないと生きていけない”という力強く、切実なメッセージ。レトロ感覚に満ちたシンセ音など、アレンジも個性的。
大阪出身のシンガー・ソングライター、山根康広のベスト・アルバム。さまざまなジャンルのアーティストからリスペクトを受ける彼の魅力が凝縮されている。人気曲「Get Along Together」をはじめ、名曲の連続だ。
96年以降にリリースした6作を中心としたベスト。遊園地のパレード風な音で始まる「夜間飛行」から、高橋克典へ提供した大人の恋愛模様を描いた「涙の夜の数だけ」まで、鋭さと温かさが共存する熟練したヴォーカルを堪能。ロックに捉われず、ますます増す表現力に驚く。
80年代メタルを追い続けるフィメール・シンガー、マダム・レイがYOKOZEKI-GTR(横関敦)のサポートを得て、自身の芯にある音楽を開花させた。テクニックに裏打ちされたギターの表現の幅は、歌が醸し出す女性の繊細さと強さの両方を見事に引き出している。
KREVAとの共演に続く“久保田利伸 meets”シリーズの第2弾シングル。R&Bディーヴァ、MISIAとのコラボ作で、ダブル・ミリオン・アーティスト同士の巧みなヴォーカル・ハーモニーが冴えわたっている。
2007年のコンサート・ツアー“惑星”の最終日(11月30日・東京国際フォーラム)の模様を2枚組で完全収録。「ワインレッドの心」や「じれったい」の余裕あるアレンジに“大人”を感じる。終盤、グッと歌も演奏も熱くなる。その瞬間、こちらの胸も熱くなる。
自作曲多数のセルフ・プロデュースによる大作は、全体的にアダルトな仕上がり。バラード曲「旅の途中で」「YOU FARAWAY」やファンキーな「DARKNESS FIELD」などかつてのイメージを残しながらも、スティーリー・ダン風の緻密な展開、ソウルフル/ジャジィなアプローチが際立っている。
制作・出演
クリスティアン・ゲルハーヘル / シューマン / ドロテア・レッシュマン / ニコラウス・アーノンクール / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / マリン・ハルテリウス / ヴェルナー・ギューラアーノンクールは初共演のバイエルン響との相性も良く、シューマン節が炸裂している。円熟期の大作として、また合唱音楽の聖(教会)から俗(演奏会)への転換をマークするロマン派音楽の傑作として、重要でありながら録音が少ない作品。珠玉の秀演。★
バンド初の女性ヴォーカリスト、ショーン・マーフィーが加入して制作されたアルバム。ニューオリンズ・ファンクを基軸にしたビートに、ケイジャンのテイストが加味された、バンドの前進を大きく感じさせる作品だ。
80〜90年代を代表する女性シンガー、ホイットニー・ヒューストンのベスト・アルバム。収録全18曲中、実に10曲が全米シングル・チャートNo.1を記録。「オールウェイズ・ラヴ・ユー」をはじめ、名曲の数々は、いつの時代も新鮮に響く。
94年にデビューしたポップ・パンク・バンド、ボウリング・フォー・スープが地元テキサスのインディー・レーベルより発表した98年作品。パワフルなサウンドとキャッチーで瑞々しいメロディがたっぷり詰まっている。
フランシス・コッポラ監督の青春映画『アウトサイダー』からタイトルがつけられたというメジャー・デビュー作。突き抜けるような明るいメロディと骨太なサウンドが同居しており、彼らの武器を明快に提示している。