2008年4月16日発売
帰りたくなったよ帰りたくなったよ
心に沁みるバラードを得意としているいきものがかりの9枚目のシングルは、話題の映画『砂時計』の主題歌で、ふと人が戻りたくなる場所への想いを込めた切ないバラード。「残り風」はDSの『BLEACH the 3rd Phantom』のテーマで、ロックっぽいノリのいい曲に仕上がっている。
バッグ・オー・トリックスバッグ・オー・トリックス
米ロングビーチ出身のラガ・ハードコア7人組による5年ぶりのアルバム。94年結成のベテランらしい懐の深さを感じさせる一枚で、レゲエ、ハードコア、ヒップホップなどを緩急自在にミクスチャー。音楽とナチュラルに対しての自由度が快い。ライヴも楽しそうである。
切ないくらい、愛してた。切ないくらい、愛してた。
インドネシア人の父と日本人の母を持つリサハリムのサード・シングル。“あなたと出逢えて良かった”と歌われるラブ・ソングで、男性R&Bシンガー、JAY'EDとの掛け合いも絶妙。カップリング曲も含め、彼女の持ち味であるさわやかさがたっぷり味わえる。
ConnectConnect
R&Bオリエンテッドな日本人男性歌手のファースト・ミニ・アルバム。ポップな広がりと一般性を持つ日本語の自作オリジナル曲を、ウォームで弾力を持つ声にて歌う。ときにゲスト・ラッパーを迎えた表現は滑らかにして、伸びやか。ときに、ジャジィな時も。
ヴァーボン・ストリート・ブルースヴァーボン・ストリート・ブルース
77年に発表された日本フォークの傑作を紙ジャケで復刻。ディキシー調の「ヴァーボン・ストリート・ブルース」から名曲「夜汽車のブルース」、その凄味に圧倒される「ウイスキーの唄」、日本製カヴァーの最高作「ダイナ」、金子光晴の詞「猿股の唄」と山之内漠の詞「座蒲団」に見られる表現力の豊かさなど、洞察力に満ちた素晴らしいアルバムだ。★