2008年5月28日発売
ウッドストックで録音された名作。エイモス・ギャレット、エリック・カズ、ジョン・ホールなどシブいメンツが集まったセッションはとてもホームメイドな感覚で彼女の歌を引き立てている。
リトル・フィートのビル・ペインとローウェル・ジョージらに、ジョン・ホール、タジ・マハール、ヴァン・ダイク・パークスまで参加した3rdアルバム。ブルースという枠にとらわれないロック色の強い仕上がりだ。
ライ・クーダー、ドクター・ジョンら豪華なメンツを迎えて制作されたソロ・デビュー作。この時点で、独特のヴォーカルの艶やかさが確立されているのはさすがだ。オールド・タイミーなサウンドも魅力。
1974年の2ndソロ・アルバム。前作同様に、米国ルーツ音楽の深い水脈を探った傑作だ。一流ジャズメンを迎えてスウィング・ジャズ全盛期の音を再現するなど、全編に聴きどころが満載。
ウエストコーストの歌姫、ニコレット・ラーソンのデビュー・アルバム。リトル・フィート、ドゥービー・ブラザーズ、ニール・ヤングといった豪華アーティスト陣がサポート。キュートな彼女の魅力がたっぷり味わえる。
フィフス・アヴェニュー・バンド解散後に、ピーター・ゴールウェイを中心に結成したバンドの1971年発表作品。黒い要素も取り込んだ新鮮なサウンドが響いている。ジョン・セバスチャン、ラス・カンケルも参加。
フィフス・アヴェニュー・バンド〜オハイオ・ノックスを経たピーター・ゴールウェイが、1972年に発表したソロ・デビュー作。気心の知れたメンバーとともに制作され、ジャジィなムードを漂わせている。
ピアノでの弾き語りを中心にしたシンプルなサウンドが印象的な1972年発表のアルバム。声を張り上げるのでもなく、鍵盤を派手に叩いたりすることも決してないが淡々としたなかに広がる彼の宇宙に引き込まれる。
1972年発表のアルバム。当時の流行だったマッスル・ショールズで録音されたスワンプ・ロックの名盤だ。表面的には地味だが、アコースティックで“静かでも熱い(=音の密度が高い)”雰囲気は聴くほどに味わいが出る。
1970年に発表された夫婦デュオ名義での初アルバム。ウッドストックに転居した二人が交互にヴォーカルを取り、カントリーからサンバまでを巧みに表現している。エイモス・ギャレットも参加。
女性ヴォーカリスト、バーバラ・キースの1969年に制作された1stアルバム。彼女の原点ともいえるフリー・ソウルや、ブルージィなバラード、ジャジィなヴォーカル、一人二重唱など、類いまれな才能を示した作品だ。
70年代のポップ・カントリー・シンガーの草分け、エミルー・ハリスの2ndアルバム。澄んだ空気に包まれる優しい歌声のカントリー・ソングの数々に胸がときめく。時を経てもまるで色あせない魅力を持っている。
1975年に発表されたニューオリンズ・サウンドの立役者の名作。リズムボックスをバックに、淡々と流れる子守歌のようなメロディがジーンとしみる「サザン・ナイツ」などを収録している。
プログレ・ハードの代名詞といえる大ベテランが、2007年10月にロッテルダムで行なった公演の模様を収めた2枚組。新曲から代表曲まで、トリオとは思えないパワフルかつ緻密に構成されたラッシュならではの世界を臨場感タップリに味わえる秀作ライヴ盤。
ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト率いるプロジェクトの2作目。ギミックなどの小手先技を一切排除した、70年代初期を思わせるフィジカル・ロックを見事に体現。ハードでヘヴィで、それでいて「ユー・ドント・アンダースタンド・ミー」のような小粋なセンスも盛り込み、進化した姿を映し出す。