2008年8月27日発売
藤井貞泰は75年まで原信夫とシャープス&フラッツのピアニストだった。これはコンボ活動を始めて間もない76年に、今治のジャズ・クラブでライヴ録音された初リーダー作。河上修、村上寛とのトリオでスマート、かつセンスのいい演奏を聴かせる。おしゃれなピアノ。
70年代から90年代にかけて、尾田悟、田代ユリ、北村英治らと共演した女性ピアニストのデビュー作。プロデューサーはヴァイブの増田一郎。ピアノのタッチも美しく、どの曲も小気味よくスウィング。バップ・チューンからスタンダードまで、趣味のよい演奏が楽しめる。
河原、宮本との同時期のバークリー留学を含めて、3年間の海外生活の総決算として録音された佐々木の記念すべき作品。“アフリカン・ドラム”の御大・石川晶の参加が目を引く。内容的にはディープ・グルーヴを目指したオーソドックスなオルガン・ジャズ。28年を経てのCD化。
西条は日本を代表するテナー奏者のひとりだが、その真価が示された作品は少ない。これはその一枚で、気心の知れた仲間たちとワン・ホーンでクールな味わいを堪能させてくれる。“和製スタン・ゲッツ”の面目躍如たる内容にして、個性にもあふれた一枚。
86年、フリーマンは中山とのデュオで日本各地を回るというツアーのために来日。その折にレコーディングされたのが本作だ。二人は初めて共演したとは思えないほど息が合っていて、その、心を通わせながらの真摯な対話は変化に富んでいて、しかも熱い。初CD化。
発売元
株式会社ギザのびやかで溌剌とした歌唱を持ち味とするシンガーのセカンド・アルバム。収録曲の多くはスタンダードだが、ポップ寄りのサウンドにすることで個性を活かしている。GARNET CROWの古井弘人がダンサブルにアレンジした「Charade」は典型。清澄なイメージの「Danny Boy」は声の美しさが際立つ。
ホストチックな“イケメン”人気ピン芸人、狩野英孝のデビュー・シングル。ダンス☆マン作曲の甘いダンス・ポップ「ようこそ!イケメン☆パラダイス」を3ヴァージョンで収録。濃密なラヴ・ワールドがたっぷり。
ワタナベフラワーと人気声優たちがタッグを組んだ豪華フィーチャリング・アルバム。ガンダムのロラン・セック、イザーク、刹那やドラえもんのスネ夫が本気でヴォーカルを熱唱している。皆さん、とても歌が上手なので感心する。やはり役者だけあって説得力がある。
神戸出身、直球勝負のロックンロール・バンドによるサード・アルバム。ゴリゴリに骨太なギター・サウンド、陽気なキャラクターが強い印象を残す作品だ。アニメの声優とのコラボレーションも同時発売のアルバムで敢行しているユニークな4人組だ。
堂島孝平や東京スカパラダイスオーケストラが参加した2008年第1弾、通算27枚目のシングル。テンポ約240という高速テンポの中繰り広げられるサウンドは、アコースティック・スウィング、はたまたスウィング・ジャズ。スウィンギィなサウンドに自然と身体が動き出す。
2008年デビューの男性シンガーによる2枚目のシングル。タイトル・チューンはテレビ・アニメ『夏目友人帳』のオープニング曲で、澄んだ歌声が心地よい風を運んでくる。作曲・プロデュースはTAKUYA(元JUDY AND MARY)、作詞は椎名慶治(surface)が担当。
Elements Gardenの菊田大介とのコラボによるOVA『君が望む永遠』OP「Next Season」、アニメ『紅』OP「Love Jump」といったシングル曲でネクスト・レベルに突入した彼女のアルバム。バラードでの表現力はもちろん、キャッチーなナンバーでは、より突き抜けた明るさを感じさせるヴォーカルが印象に残る。