2008年9月24日発売
都会派歌謡ポップスの先駆けとして99年に「トーキョー・トワイライト」でデビューしたチェウニの、デビュー10周年記念シングル。原点回帰をコンセプトに歌謡ポップスの醍醐味が味わえるグローバルな作品となっている。
「吾亦紅」のヒットで一躍注目を集めたすぎもとまさとのアルバム。老いらくの恋の喜びをロックに乗せて歌う「惚れ神」や、いにしえの吉原風景を陽気に歌う「元禄花見踊り」など、随所で渋いオヤジ感覚が炸裂。バンドの演奏もいい味を出しており、熟年、壮年世代に強くアピールしそう。
舞台のゲスト共演が縁で生まれた、演歌界&芝居界の実力派コンビのシングル。タイトル曲は、じれったい男女の情愛をシンプルなフレーズで熱唱したいデュエット曲。「櫻と雲と」は前川のソロ曲だが藤山も参加したヴァージョンもあり、それぞれ趣の違った“男”道が身にしみる。
8年におよぶ北島三郎の付き人修業を経て、2004年に「片道切符」でデビューした演歌歌手の北山たけし。その歌声には色男風の甘さがあり、ホスト感覚の演歌に思わせる味。「男の出船」「男の拳」などで気張って歌うが、にじみ出す色気が魅力になっている。
ニュージーランド出身のロック・バンドの約2年ぶりのアルバム(4作目)。メンバー・チェンジがあったが、従来の独自路線を突っ走る奔放さはもちろん健在。メチャクチャのようでそうじゃないような、風変わりなアレンジによるインパクト絶大な演奏だ。
ジャジィはなわ制作による5人組ユニットのデビュー・シングル。掛け声を多用し男っぽさを強調したアッパーな「男坂」やロック歌謡「17's☆STAR」に、彼らと“ウりふたつ”の中野腐女子シスターズの楽曲「フーフー724」を収録。ノリのいいコーラスにハマったら、腐男子路線まっしぐらだ。
2008年6月に惜しまれつつ解散したガールズR&Rバンドのベスト・アルバム。プリティでポップでパンチの利いたイカすバンドだったってことはこの一枚からもばっちり伝わってくるだけにマジ惜しい。本音を言えば、もっとビッグになってほしかったぜ。★
西海岸ヒップホップ・シーンを牽引する実力派ラッパー、ザ・ゲームの3rdアルバム。ドクター・ドレー、Nas、リル・ウェイン、エイコン、クール&ドレー、スコット・ストーチという豪華なプロデューサー/アーティストが参加した充実作となっている。
2007年3月に亡くなったカメラマン、鴨志田穣が家族のことを綴った詩にメロディを乗せたCDブック。シアターブルック、高田漣らが楽曲提供で参加。元妻である漫画家の西原理恵子がイラストを手がけている。
トロント出身のラガ・スタイル・ラッパー、カーディナル・オフィシャルの4thアルバム。レゲエを取り入れた独自のラップを披露し、“新たなジャンルに挑戦しパイオニアになりたい”と語る彼の魅力が詰まっている。