2008年9月発売
発売元
株式会社ポニーキャニオンアルプス交響曲は、シュトラウスの精緻なオーケストレーションが活かされた傑作描写音楽。アシュケナージは、チェコ・フィルを駆使して壮大なドラマを作り上げている。HQCD仕様により、その効果がいっそう確かになった。
朝比奈隆の87歳の時の録音。武骨というか、直接的な演奏が、ドイツ的なシューベルト像を作り上げていて、深遠さをも感じさせている。高品質な音質を獲得したHQCD仕様での再発。
朝比奈隆が得意としていたドヴォルザークの「新世界」は、毎年ニューイヤー・コンサートで取り上げていた。スラヴ的な民族色は薄いものの、丁寧に音を積み上げ、豪放で堂々としたドヴォルザーク像を構築している。
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株式会社ポニーキャニオン「展覧会の絵」は、フェドセーエフ3度目の録音。スラヴ的な濃厚な情感が色濃く渦巻いているフェドセーエフらしい演奏だ。ほかに、ロシアの現代作曲家、ボリス・チャイコフスキーの楽曲を収めている。
弦楽五重奏に編曲された、珍しいベートーヴェン。ベートーヴェンの5番と7番という、激しい推進力と大きなスケール感を持つ曲で、まったく新しい姿が現れてくる。弦楽四重奏版の序曲も秀逸だ。
幼児バラエティTVで話題の一曲。往年のフォーク・シンガー、マイク眞木とCMでもお馴染みの米俳優ダンテ・カーヴァーというユニークなコンビのほのぼのカントリー・ソング。もともとは、マイクの「気楽に行こう」のアレンジ曲で、団塊の世代にも懐かしい一曲のはず。
デビュー15周年記念ベスト『歌うたい15?SINGLES BEST 1993-2007』の続編ともいえる、デビュー以来の全シングルのカップリング曲を網羅した3枚組のBサイド・コレクション。全40曲中、半分以上にあたる22曲がアルバム初収録ということで、ファンには嬉しい企画といえそうだ。B面曲だからといって決して手を抜いた作品などなく、むしろ斉藤和義らしい音楽への真摯なスタンスが実感できる味わい深い楽曲が並ぶ。カップリングならではの遊び心やレアな手触りも魅力で、ラジオのジングルやライヴ音源、リミックスも楽しい。