音楽むすび | 2009年1月21日発売

セッション・プレイヤーとして多忙を極める、コネチカット州ニューヘブン生まれの女性ジャス・ギタリストのアルバム。確かな音楽知識と技術に裏打ちされた演奏で、女性独特の繊細な愛情に満ちた世界を聴かせてくれる。

LAのスラッジコア・バンドが9年ぶりとなる本作で本格的復活。バンドとその先にある人生のネガティヴな部分を見てきた人間たちの強みか、重苦しい場所で荒れ狂うサウンドは圧倒的な説得力を持つ。追加収録の初来日公演(94年)の音源がまたブルータルの極みだ。

“大人も踊れる”をコンセプトにしたクラブ・ジャズ・コンピレーション。シリーズ第1弾となる本作には、ヴィンテージな味わいを持つソウルフルな楽曲ばかりが未発表音源も含めて収められている。

“朝起きてから会社を出るまで”をコンセプトに、ヒップホップだけで選曲されたユニークなコンピ。いずれも心地いいグルーヴの曲ばかりで、前半は爽やかで快適な曲が並び、後半では次第にアッパーかつディープになっていく、という構成が巧み。

『LOVERS POP』第3弾のテーマは“愛”。ラバーズ・レゲエにアレンジされたJ-POPのヒット・チューンを栞菜が歌う。雑貨店ヴィレッジヴァンガードのCDコーナーから人気に火がついたということもあり、生活の一部に自然に溶け込むような心地よさが全編にあふれている。

92年7月に12年のブランクを経てリリースされた、ベテラン・シンガー・ソングライターによる隠れた傑作の16年ぶりのリマスタリング復刻盤。センチメンタル・シティ・ロマンスのメンバーらをバックに、ライヴでおなじみの名曲「甘いワイン」などの味わい深い歌が印象的だ。