2009年1月21日発売
音楽だけが生き甲斐のナイスガイ、サノヒロアキのソロ・プロジェクトとなったはやぶさジョーンズの本作には、オリジナル・メンバーの未来アツシ(ds)、窪田圭祐(b)も参加。はっぴいえんどにも通じる、サイケで土埃の舞うロックを聴かせる。
セキグチタケオ(vo)とセキグチマナ(vo,key)によるユニットの初フル・アルバム。アンビエントに描かれるサウンドスケープが、優しさに満ちた郷愁的空間へと誘ってくれる。インナーに記された各楽曲へのコメントを併読すると、また抱く感情も広がっていく。
福岡を拠点とする4人組の初フル・アルバムは、ジョーン・オブ・アークら米国インディ・ロックからの影響を巧みに昇華。オーガニックなサウンドを目指したそうで、toeのギタリストがミックスを担当した。リリカルでセンチメンタルな空気が行間から滲み出る。
制作・出演
AakaashIsrani / JoshBerman / TomGreisser / ザ・マトソン・ツー / ジャレッド・マットソン / ジョナサン・マットソン / ジョン・マッケンタイア / レイ・バービー細かなビートが醸すグルーヴ、クールさや哀愁が漂いロック感や熱情も覗く。西海岸サーフ音楽/アート・シーン(トーマス・キャンベル制作)とシカゴ・シーン(ジョン・マッケンタイア録音/演奏も)が交わった新感触のジャズ。サンディエゴの22歳双子兄弟(g,ds)ユニットの初作。
スワーヴドライヴァーのアダム・フランクリンとインターポールのサム・フォガリノによるバンドのデビュー作。ドラマティックな構成を持ったミディアム中心の落ち着いたインディ・ロック。やや暗めのヴォーカルだが、渋くて味わいのある個性的な演奏だ。
ストロークスが活動休止ということで、ベースのニコライがニッケル・アイ名義でソロを発表。彼が特に影響を受けたフォークやレゲエを大切に、語り掛けるように言葉を重ねていく。ある種、古きよきルーツ・ミュージック。心穏やかな音楽でもある。
ショーン・レノンの発案で、彼が長年のコラボレーターである本田ゆか(チボマット)と2008年9月に始めたレーベル、Chimera Musicのコンピ盤。ショーン自身のナンバーはもちろん、気鋭のアーティストの楽曲が満載されている。
2006年にマンチェスターで結成され、リック・ルービンが直々にラヴ・コールを送ったというエレ・ポップ・ユニットのデビュー盤。キュートでポップななかに骨太なエッセンスを取り入れたサウンドが魅力。
実に24年ぶりのアルバムだそう。その間、ソングライターとして拠点を置いていたナッシュヴィルの腕利きプレイヤー陣の協力のもと制作された、意欲的なヴォーカル・アルバムだ。ジャズやラテンをふまえながらもどこか無国籍な音作りは、同世代のトム・ウェイツにも通じる。
2004年、世界はフランツという才能に瞠目した。2005年、世界はフランツで踊り、フランツに恋をした。そして2009年、世界の音楽地図は再びフランツによって塗り替えられる。日本国内で20万枚以上のセールスを記録した前作「You Could Have It So Much Better (もっと良く出来るのにの意)」がまるで本作への預言だったかのように、またまた前作を超える最高傑作が届けられた。 「キャサリン〜ガールズ・ネヴァー・ノウ」は映画『ピューと吹く! ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜』 の主題歌に決定。 CDエクストラ仕様でビデオ・クリップ1曲収録予定。対訳あり。 ボーナス・トラック: 日本盤のみボーナス・トラック2曲収録予定