2009年1月21日発売
世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス、MySpaceに登録する膨大なアーティストの中から、良質な作品にこだわって選りすぐった女性ヴォーカリストたちによる14曲を収録したオムニバス。ちょっとびっくりするくらいのクオリティで、第2弾が今から楽しみ。
孤高の人力ハード・エレクトロニカ・ギター・ポップを奏でる関西在住の4ピース・バンド、HaKUの初音源集。ソング・ライティングを手がけるのは辻村有記(vo&g)。演奏のクオリティにも注目だ。
オーペスのミカエル・オーカーフェルト(vo)とマーティン・アクセンロット(ds)らによるストックホルムのプロジェクト・バンドのサード・アルバム。ゴツゴツした手触りのヘヴィなサウンドと咆哮ヴォイスで、デス・メタルの王道を行く世界を展開。
ジャーマン・メタル・シーン期待の5人組による2作目にして日本デビュー盤。アグレッシヴなパワー・メタルを基調に、紅一点、ターニャ・マオルの幻想的なヴォーカルをフィーチャーしながら、ゴシック、デス・メタルなどを昇華。独自の音世界を作り出している。
94年に結成されたイタリアのヘヴィ・メタル・バンドのアルバム(7作目)。メンバー・チェンジが多いバンドだが、本作ではハイ・トーンが魅力の新たなヴォーカリストを迎えている。変化に富んだ引き締まったリズムなど、技巧派らしさが光る巧妙な演奏だ。
身体をズタズタに切り裂くような重くヘヴィな、しかもノイジィなリフを次々叩きつけてくる、デトロイト出身5人組の4作目。激烈な重さにも関わらずドスの利いた声で轟々と叫ぶ女性ヴォーカル。女性版スクリーモ系に新たな旋風を巻き起こしていく逸材だ。
リズムの要だったドラマー、イゴールが脱退。兄のマックス・カヴァレラとの本家セパルトゥラ(?)立ち上げも噂される中発表されたアルバムは、残党メンバーの意地を感じさせるコンセプト作。『時計仕掛けのオレンジ』に材を求めた意気やよしだが、“型”にこだわりすぎた感も。