2009年1月28日発売
中島哲也監督映画『ララピポ』のオフィシャル・コンピ盤。スーパーバイザーに近田春夫を迎えているほか、主題歌を手がけたAIをはじめ豪華なアーティストが参加。劇中歌は“70年代ディスク”をキーワードに書き下ろされている。
約16年ぶりとなる本人名義のシングル。岡本真夜の書き下ろしによるキャッチーでポジティヴなナンバーで、自身が主演するTBS系ドラマ『オーバー30』の主題歌に起用されている。
2006年に結成された5人組、スケルト・エイト・バンビーノの1stアルバム。“哀しいニュースが多い世の中、それを少しでも変えていけたら”という思いが込められた一枚。「冬唄」「夏恋」など、人気曲が多数収録されている。
3年ぶりのセカンド・アルバムは、ネプチューンズやカニエ・ウエストら“セレブなお友達”に加え、コーネリアスら日本の俊英を迎えて華やかに。米国勢との温度差を一切感じさせないところが、海外でのNIGO人気の御利益か。コーネリアスが手掛けたジャパネスクな「5th ELEMENTS」が楽しい。★
歌手生活50周年記念ベスト盤。タイトル曲はNHK『ラジオ深夜便』でお馴染みの作品で編曲とバックにゴンチチが参加。新曲「タンゴはひとりじゃ踊れない」はタンゴの魅力を堪能できる佳曲で、甘く伸びやかな唄声が大人の世界を創りあげる。3、4曲目などヒット曲も収められた充実の一枚。
伝説のバンド、ゴルソンのジャズテットが復活。冒頭「グローヴズ・グルーヴ」からゴルソン・サウンド&ハーモニー、快調などこか哀愁を感じさせるナンバーが続く。ヘンダーソン(tp)、ルドン(p)の演奏と「ウィスパー・ノット」のジャロウ(vo)が印象的。今後も80歳のゴルソンに期待したい。★
ブラック・アイド・ピーズやティンバランドなどに楽曲提供もしてきたプロデューサー/ソングライターのファースト・アルバム。扇情的なヒップホップや歌ものR&Bなどを組み合わせたサウンドの中心にはギターと歌がつねにあり、色としてはロックを強く感じずにはいられない。
“ニューイヤー”は、バレンボイムは意外にも初めてだそうだ。それにハイドンの没後200年を記念して「告別交響曲」の第4楽章が初めて取り上げられた。ほかにも初登場の曲が2曲入って、初ものづくしでおめでたい。演奏も決めのポーズが決まっていて、とにかく格好いい。
ラバーキャロッツから2006年にソロになった彼のメジャーでのソロ1枚目。2007年12月発表のシングル「歌と星空」を含む全14曲。ルックスもイケメンならファニーな声もイケメン。小池徹平を想起させるかわいい系のヴォーカルは、女の子のハートをキュンキュンさせる効果がありそう。
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーでもあるラッパー、DABOの3枚組ベスト。インディーズ時代からDef Jam Japan、EMIと10年にわたるソロ・キャリアを凝縮したほか、新曲やDJ HAZIMEによる客演曲のミックス盤も付いたファン必携作。
現代の異邦人にして吟遊詩人、LEO今井が描く都市の群像。それは80'sカラーの強いアーバンなトラックに彼の詩が映えるダンス・ミュージック。1、3曲目を同時にかけると“シンクロナイズ”。エレクトリック×エスニック、新しい音像が浮かび上がる素敵な実験が楽しめる。★
発売元
ユニバーサルミュージック日本を代表すると目されるクラブ・ジャズ・バンドのブルーノート古典曲カヴァー作。目を瞠るほどの斬新さにも、もう一息で、その技量とラテン・フレイヴァーの心地好さが抜群に良い。抗えない推進力とサムシング・ニューへの挑戦意欲がひしと伝わる快作。
ソロとして10枚目のシングル。自分でギターも弾きながらストレートなロックンロールを決める。ソロで大人びた世界を追求してきたが、原点もフィードバックさせたスタイルに昔のファンも納得だろう。でも彼はバス釣りマニアのはずだけど。
2003〜06年の徳間ジャパン在籍時に発表した4枚のアルバムから、ベスト・トラックを収録した2枚組アルバム。ボーナス・トラックでは、アナログ盤のみでリリースされていた楽曲のスタジオ・ライヴ・ヴァージョンなどが味わえる。