2009年11月11日発売
移籍第2弾となるシングル。「アシタもしもキミがいない…」は命の大切さ、儚さを切々と訴える涙必至の壮大なバラードで、ピアノを伴奏にしたヴァージョンも感動を増幅させる。「星のラブレター」はTHE BOOMの曲を彼女本来のレゲエ・アレンジでカヴァー。フジテレビ系『めざましどようび エコ調』のテーマ曲「ハリー&マヒル」も収録。
細部まで玲瓏克明にピアノを響かせることに終生こだわりぬいたミケランジェリ。老齢に至り、肉体が及ばぬ際には時に音楽のノリをそぐことも厭わず透徹する。その孤高の音の姿を捉えた80年代未発表録音。シューマンはまさにぎりぎり、ドビュッシーは無二の絶品だ。
制作・出演
サイトウ・カオル / バルバラ・ヴィグヌデッリ / パオロ・カウトルッチオ / プッチーニ / マルコ・アルミリアート / ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 / ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ合唱団 / ヨナス・カウフマン / ルチア・メンカローニ / ルネ・フレミングツェートマイアーの15年ぶりの再録音。超絶技巧の羅列に終わらせることなく、リピートする際には装飾音を付け加えるなど、彼ならではのこだわりと見識を全編に感じさせるシャープな快演である。デュナーミクや音色も変幻自在で、思いも寄らぬ表情を引き出してみせる瞬間も。強烈な個性が際立つカプリースだ。★
ガンズ脱退後、ヴェルヴェット・リヴォルヴァーでも活躍するダフ・マッケイガンがヴォーカルとギターを担当するソロ・プロジェクトのアルバム。キャッチーでスピード感あふれる歌メロとパンキッシュでもある切れ味鋭いバンド・サウンドは、ヘヴィ・メタルとは一線を画すポップさが魅力だ。
15年にわたるバンドの変遷を収録した初の2枚組ベスト盤。近年のヒット曲はもちろん、ポーラー・ベアと名乗っていた初期の作品やレア・トラック、ライヴ音源、新曲とファンにはたまらない内容だ。オルタナティヴ色の強い初期から、ソフィスティケートされたスタイルとなっても、彼らのロック魂は不動だ。
現ヴェルヴェット・リヴォルヴァーのスラッシュのシングル。「SAHARA」ではB'zの稲葉浩志をシンガー/作詞家として迎え、日本語の歌が見事にフィットしている。ガンズ・アンド・ローゼズ時代の名曲「パラダイス・シティ」では、サイプレス・ヒルのメンバーもファンキーなリメイクをしてみせた。デジパック仕様。
由紀さおりの40周年を記念したシングル・コレクション。69年から88年にかけて発売されたシングルA面曲を完全収録。またシングルB面曲は、これまでCD化されていなかった楽曲を多数セレクトして収めている。
制作・出演
ザ・フレンチ・インプレッショニスツ / ザ・プリテンダーズ / ザ・ペイル・ファウンテンズ / ジュディ・ガーランド / ダニー・ハサウェイ / ポール・マッカートニー / ロータリー・コネクション / 橋本徹ジャンル
2008年発表のクリスマス・コンピレーション。ジョン・レノン&ヨーコ・オノ「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」やブリット・ニコル「ラスト・クリスマス」など、クリスマス・ソングの定番曲が多数収録されている。
前作より2年ぶりとなる2009年11月発表の4thアルバム。新しいサウンドに挑戦した本作は、プロデューサーにジャクワイア・キングを迎え、ジェシー・ハリスらと共同制作した楽曲を収めた強力作。ほとんどのギターを彼女が弾いているのにも注目だ。 ⇒『The Fall』のダウンロード購入はコチラ!
NYに独り暮らす中で目にしたもの体験したことをエッセイ風に音化するインティメイトな日常性と、高速かつパーカッシヴに鍵盤縦横駆け巡る離れ業的サウンドの非日常が一体となって生み出される即情リアルなイメージ、そしてピュアな心象。驚異の個有世界だ。
社会の第一線で活躍する女性11人から詞の提供を受け、作曲し歌ったコンセプト・アルバム。デザイナーにブロガー、パティシエ、起業家など職種はさまざま。河口恭吾の紡いだ今を生きる女性への応援歌は、優しい温もりを帯びながら、凛としたブレることのない芯の強さを感じさせる。
ラブ・ソングを中心に歌い続けてきたベテラン・シンガーが、フォーク&ロック系の名曲にリスペクトを込めてカヴァーしたアルバム。ソフトで丁寧な歌声とアレンジは、オリジナルよりもちょっと上品になっているみたい。また自身のヒット曲「最後の雨」のアンサー・ソングも収録されている。
ZIGGY結成25周年ということで、ZIGGY時代の楽曲をヴォーカルの森重がセルフ・カヴァーしたアルバム。まず気がつくのがドラムが打ち込みであることで、それゆえにロックのテイストは薄い。むしろ森重の歌唱力を徹底的に前面に押し出した、豊潤なヴォーカル・アルバムという印象だ。