2009年11月18日発売
映画『曲がれ!スプーン』の主題歌でもある19枚目のシングル。YUKIの流線型をした歌声があちこちに舞う、どこかファンタジックな曲。リリカルなピアノ演奏から、スウィンギィなアレンジへとめまぐるしく曲調が変化し聴き手を飽きさせない。ダビーで浮遊感たっぷりの「メッセージ」はどこか泣けてくるクリスマス・ソング。⇒★YUKI特集★をチェック!
ヒップホップ・チーム、餓鬼レンジャーのフロントMCのソロ・デビュー・アルバム。トップ・ランナーにふさわしい攻めのフロウ&ハズしのリリックに、南米系サウンド・エッセンスや60年代ソウル・ファンクで毒々しくデコった怪作! 水前寺清子とコラボした「おてもやんサンバ」はこれぞJ-ラップ・シーンに輝く最強チューン。
パク・ヨンハの8枚目のシングル。フジテレビ系ドラマ『クリスマスの奇蹟』主題歌。売野雅勇作詞・筒見京平作曲のゴールデン・コンビによる楽曲は実にキャッチー。甘いヴォーカルをたっぷりと聴かせる彼と、引き立てる美メロのバランスが絶妙。「ハーモニー」「MONEY」もポップの王道。
デビューから約1年を経てリリースされたセカンド・アルバム。リー・リトナーの代表的ナンバーの「キャプテン・カリブ」から、伸びのある音色とそこはかとなく漂う上品な色気にはっとさせられる。ノスタルジックな雰囲気の「オレンジ・ロード」や「テンポ・フェリーチェ」で聴かせる、哀愁あふれるプレイも彼女の持ち味かも。
MISIAの通算23枚目のシングル。TBS系ドラマ『JIN-仁ー』の主題歌で、ピアノの旋律が印象的なバラード。ストーリーの根底に流れる、“いつの時代も変わらない、人が人を思う気持ち”をテーマに歌い上げられている。さまざまな情景を想起させる歌の力がいい。
活動15年目を迎えるバンド、フー・ファイターズのキャリア初となるベスト・アルバム。活動初期から現在に至るまでの数々のナンバーはもちろん、2曲の新曲も収録したメモリアルにふさわしい作品だ。
ELLEGARDENの細美武士が中心となって立ち上げたプロジェクト、the HIATUSの1stシングル。anonymassのチェロ奏者、徳澤青弦が演奏とストリングス・アレンジで参加している。
岡山出身の女性シンガー・ソングライターによる5枚目のマキシ・シングル。思わず涙を誘う包容力のあるメロディ、まさに圧倒的という言葉がぴったりなヴォーカル、シンプルでいながらドラマティックに楽曲を盛り上げるアレンジ。一回聴くだけで強い印象を聴き手にもたらす名曲だと思う。
開放感あふれる「blue sky」、心地よいリズムの「時のベル」などCMでおなじみのナンバーや、レミオロメンの前田啓介楽曲提供による「負け犬くん」「月の船」を含む、12枚目のアルバム。せつなくロマンティックな響きのヴォーカルが際立ち、「音のない世界」に代表されるように随所で胸をキュンとさせる。
坂本龍一がディレクションするレーベル“commmons”から、ドイツの電子音響レーベルのコンピが登場。坂本との共演作も記憶に新しいフェネス、アルヴォ・ノトなどが参加し、ほぼ全アーティストが未発表曲を提供。ノイジィなグリッチ・テクノやミニマムなクリック・ハウスが並ぶ。
韓国出身歌手の11枚目のシングル。透明感のあるヴォーカルにキュートさのみならずしなやかさが加わり、伸びやかに歌い上げている。「好きなんだ」の高音部分の美しさが、繊細な恋愛心を物語り切ない。「Sunday」は、失恋を経て新たな一歩を踏み出す女の子への応援歌。少しずつ賑わいを増すアレンジと声の表情が秀逸。
ジャケット上部に英文でつつましやかに記されたスタンダーズ・トリオという名称。モンクの「リフレクションズ」「アスク・ミー・ナウ」、ショーターの「フォール」「アナ・マリア」などのナンバーを柱にした本作(「イースト・コースト・ラヴ・アフェア」が自作)の、エフェクトを抑えたモノトーンの静謐な爪弾きは、彼のハードコアな側面を大きく覆し、その丸腰ギターがカートの善美をあらためて証明する。