2009年11月18日発売
大衆演劇の座長として海外にも進出している沢竜二のアルバム。流れ者や旅役者、芝居の主人公である「新無法松の一生」や平手造酒の「用心棒」を想像させる歌、「ラップ・石松」では森の石松とガッツ石松を合体させたラップまで聴かせる。台詞調の歌唱ならではの情感ムンムンである。
サーカスの叶正子が7人の大人の男性とデュエットする大人のラブ・ソング集。年輪を重ねた夫婦の愛の形もあれば、青春晩夏を思わせる歌もあり、つかの間の恋に若さを思う歌など多様だ。叶の本領が発揮される「Mister Summertime」でのKONISHIKIの歌声がことのほか合っている。
通算3作目のソロ・アルバム。今作ではブライアン・イーノやニック・ケイヴとの仕事でも知られるレオ・エイブラハムズをプロデューサー&共作者として起用。映画のサントラやマーク・ホーリスに影響を受けたサウンドは、木管楽器やアコギを全面的にフィーチャーした内省的な響きが印象的だ。
JUJUをフィーチャーした「君のすべてに」、伊藤由奈をフィーチャーした「Where Is The Love」などのヒット・シングルに加え、さまざまなアーティストとコラボした楽曲ばかりを収録したアルバム。音楽を聴く形態が変化してきた時代に特化したチームで、あらゆる音楽ジャンルのエッセンスを採り入れながら、あくまでもドラマティック。
吉田美和ソロアルバム第一作から、さらに進化した作品が、 この「beauty and harmony 2」。 なんとグラミー賞を20 回も受賞したエンジニア&プロデューサーの アル・シュミットと、吉田美和による完全プロデュース! レコーディングはすべてアメリカで敢行!イーストコーストサイド、 ウエストコーストサイドそれぞれのトップミュージシャンが大集結! “タワー・オブ・パワー”のグレッグ・アダムスによる編曲、 そして1970 年代にフュージョン界で一大センセーショナルを 巻きおこした、故・マイケル・ブレッカーとその兄 ランディ・ブレッカーのブレッカー・ブラザーズのブラスセクションは、 JAZZ ファンだけでなく、全ての音楽ファン必聴! その他にも、チャック・レイニーや、昨年のWINTER FANTASIA 2008 ~ DCTgaden "THE LIVE!!!" にも参加したデビット・T. ウォーカー など、JAZZ・フュージョン界の大物がずらり! 【収録曲】 01. theme of beauty and harmony 2 02. 涙の万華鏡 03. どうしてこんなに 04. お願いします 05. 夢の続き 06. あなたのかわいい人 07. the lessons 08. おとなじゃん! 09. 告白 10. theme of beauty and harmony 2 for strings
2009年11月発表のシングル。彼の代表曲を“ウィンター・ラヴ・ソングの女王”こと広瀬香美とのデュエット・ヴァージョンで収録。広瀬の高音との素敵なハーモニーを楽しめる。カップリングは、竹内まりやの「元気を出して」のカヴァー・ヴァージョン。
ソロ、オケともにきわめてメリハリくっきりと情が動く瞬間を際立たせた演奏である。節回しや身振りの謂ではない。フレーズや書法に潜む発火点を鋭敏にすくい取り、大胆に響きに映す。その即発のスリルは、ベートーヴェンの2楽章で不意討ちのように結実する。
幼い頃からゴスペルを聴いて育ったという女性ヒップホップ・アーティスト、SAYのメジャー・デビュー・シングル。ジャパニーズ・ウェッサイ・シーンの重鎮であるDS455が参加したパーティ・チューンが完成。
ケンペがミュンヘン・フィルと完成させたベートーヴェン交響曲全集からの一枚。明確できりっと引き締まった第7番と、オーソドックスながらチャーミングでもある第8番をカップリング。堅実で自然体のケンペの指揮が味わえる。
制作・出演
ウルズラ・アンダース / ドナルド・マッキンタイア / ニコライ・ゲッダ / ハンス・ルドルフ・ツェベライ / ブリギッテ・ファスベンダー / ベートーヴェン / ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 / ミュンヘン・モテット合唱団 / ルドルフ・ケンペケンペがミュンヘン・フィルの音楽監督時代に録音したベートーヴェン交響曲全集。ケンペ晩年の金字塔として高い評価が与えられているもので、なかでも“第九”は堅牢で無駄のない演奏を展開した代表的な録音といえる。
ヘルシンキ生まれのベルグルンドがヘルシンキpo.を駆使したシベリウス。シベリウス作品の校訂者としても知られる彼が、3種発表した交響曲全集のうちの2度目の全集だ。ベルグルンドの最も充実していた時期の名演といえる。
シベリウス作品の校訂者として知られる、ベルグルンドの2度目の全集。最も評価の高い全集からの一枚で、「フィンランディア」などの有名曲を収録。大自然と共鳴するようなハーモニーなど、素朴な味わいと透明感を併せ持った名演だ。