音楽むすび | 制作・出演 : ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団

制作・出演 : ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団

ユッカ・ティエンスー:作品集ユッカ・ティエンスー:作品集

ティエンスー作品集〜ヴィエ、ミサ、偽りの記憶 ユッカ・ティエンスーは現代フィンランドの最も魅惑的な作曲家の一人です。同国ではラウタヴァーラ、サーリアホ、リンドベルイらと並ぶ人気を誇り、新作はことごとく絶賛される人です。  このアルバムには彼の最近の3つの作品が収録されています。メインの『ミサ』は名クラリネット奏者カリ・クリックのために書かれたクラリネットと管弦楽のためのミサ曲です。2007年の初演の時はタンペレ・フィルハーモニーとスコティッシュ室内管弦楽団がジョイント出演し、クリックがソロを担当しました。深い瞑想と現代的な楽想、そしてどこか諧謔的な味付けもあるこの曲は、歌声がなくとも、人々の祈りの心を存分に表現しています。他の2曲も、難解な響きのなかに、ふと見えてくる親しげなメロディが印象的。(NAXOS) 【収録情報】 ティエンスー: ・ヴィエ (2007) ・ミサ (2007) ・偽りの記憶I-III (2008)  カリ・クリック(クラリネット)  ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団  ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)  録音時期:2009年、2010年  録音方式:デジタル Powered by HMV

EMIレコーディングス・コンプリートBOXEMIレコーディングス・コンプリートBOX

舘野泉のデビュー50周年を期して編まれたBOX。2004年以降は「左手のピアニスト」として活躍する彼が、70年代にいかに傑出したレコーディング活動を行なっていたかを如実に示すもの。24枚中17枚分が初CD化で、スペシャルCDには舘野と親交のあった石田一郎(1909〜1990)の作品(堅固な構成に込められた郷愁と憧憬が聴きもの)と未発表音源も収録。各アルバムのジャケットはLPリリース時のデザインを復刻、当時のライナーノーツも再録しており、中でも『フィンランド・ピアノ名曲選』のブックレット(132ページ!)には知られざる作曲家たちの作品が譜例入りで解説されており、資料としてもきわめて貴重。演奏は正攻法にして真摯、作品に寄せる温かな共感が素晴らしい。パルムグレンとエングルンドの清冽&重厚な協奏曲、フィンランドの人々にシベリウスの小品の魅力を再認識させたピアノ名曲集と歌曲集など聴きごたえ十分。グリーグとラフマニノフの録音は分裂直前の日本フィルの充実を伝えるドキュメントでもある。録音が希少な作品の収録に情熱を傾けた70年代の関係者たちのひたむきさ、それを今に蘇らせた制作サイドの姿勢に大拍手。★

シベリウス:管弦楽伴奏歌曲集[Hybrid SACD]シベリウス:管弦楽伴奏歌曲集[Hybrid SACD]

シベリウスの歌曲を管弦楽共演で聴くアンソロジー・アルバムです。民族叙事詩『カレワラ』をテクストに天地創造を語る〈大気の娘〉と、恋人に捨てられた娘が、萎れたバラの花に自分の身を照らすルーネベリの詩による〈アリオーゾ〉は、最初からソプラノと管弦楽のために作曲されました。その他は、シベリウス自身と、シベリウスの娘婿でもある指揮者のユッシ・ヤラスら4人の編曲者が、ピアノ版を基にオーケストレーションを行っています。シベリウスの編曲は、他の声域のための数曲をのぞき、これがすべて。シベリウス独特のオーケストレーションと彼らの編曲をくらべるのも興味あるところでしょう。  イソコスキは、2002年グラモフォン・アウォードを受賞した〈4つの最後の歌〉を含むシュトラウスの管弦楽つき歌曲集 (ODE982)あたりから国際的な人気も高まってきたソプラノ。デリケートな音まで明瞭に伝えながら広がりと奥行きのある録音も、このアルバムの魅力のひとつです。歌詞:フィンランド語、スウェーデン語 (英語対訳付)。マルチチャンネル(5.0Surround)対応SACD hybridでのリリース。 ・エーコーの精 作品72-4 ・大気の娘(ルオンノタル)作品70(ソプラノと管弦楽のための音詩) ・だが、私の小鳥は姿を見せない作品36-2 ・葦よそよげ作品36-4 ・三月の雪の上のダイアモンド作品36-6 ・春はいそぎ過ぎゆく作品13-4 ・岸辺のトウヒの木の下で作品13-1 ・初めてのくちづけ作品37-1 ・日の出作品37-3 ・夢だったのか作品37-4 ・秋の夕べ作品38-1(ソプラノと管弦楽のための) ・海辺のバルコニーで作品38-2(ソプラノと管弦楽のための) ・アリオーゾ作品3 ・夕べに作品17-6 ・川面に漂う木作品17-7 ・泳げ、青い鴨(1899) ・あれから、私はたずねたことはなかった作品17-1 ・とんぼ 作品17-5 ・マグヌス大公作品57-6  ソイレ・イソコスキ(S)  ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団  レイフ・セーゲルスタム (指) 録音:2005年10月、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール Disc1 1 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 72 Nr. 1-6 (auszug) 2 : Nr. 4: Kaiutar (bearb. Von Jalas) 3 : Isokoski, Soile - Luonnotar Op. 70 (sinfonische Di 4 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 36 Nr. 1-6 (auszug) 5 : Nr. 2: Men Min Fagel Maerks Dock Icke (bearb. Von 6 : Nr. 4: Saev, Saev, Susa (bearb. Von Hellmann) 7 : Nr. 6: Demanten Pa Marssonon 8 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 13 Nr. 1-7 (auszug) 9 : Nr. 4: Varen Flyktar Hastig 10 : Nr. 1: Under Strandens Granar (bearb. Von Jalas) 11 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 37 Nr. 1-5 (auszug) 12 : Nr. 1: Den Forsta Kyssen 13 : Nr. 3: Soluppgang 14 : Nr. 4: Var Det En Drom? (bearb. Von Jalas) 15 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 38 Nr. 1-5 (auszug) 16 : Nr. 1: Hostkavall 17 : Nr. 2: Pa Verandan Vid Havet 18 : Isokoski, Soile - Arioso Op. 3 19 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 17 Nr. 1-7 (auszug) 20 : Nr. 6: Illalle (bearb. Von Jalas) 21 : Nr. 7: Lastu Lainehilla (bearb. Von Jalas) 22 : Isokoski, Soile - Souda, Souda Sinisora (bearb. Vo 23 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 17 Nr. 1-7 (auszug) 24 : Nr. 1: S'en Har Jag Ej Fragat Mera 25 : Nr. 5: En Slaenda (bearb. Von Jalas) 26 : Isokoski, Soile - Lieder Op. 57 Nr. 1-8 (auszug) 27 : Nr. 6: Hertig Magnus Powered by HMV

パルムグレン/カヤヌス/クーラ/シベリウス:管弦楽作品集パルムグレン/カヤヌス/クーラ/シベリウス:管弦楽作品集

ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 創設125周年記念アルバム フィンランド美麗写真入りブックレット 贈り物に最適 北欧でもっとも古い歴史を誇るヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の創設125周年記念アルバムは、18世紀、フィンランド湾に建造された要塞の島、スオメンリンナを曲名とする序曲に始まり、春の深い悲しみを描くシベリウスの『春の歌』に終わるプログラム。1828年にヘルシンキ・フィルハーモニックを創設しシベリウスの交響曲第1番を初演、主に指揮者として活躍したロベルト・カヤヌスをはじめとするフィンランドの作曲家たちの作品が演奏されています。  1995年以来、首席指揮者を務めるセーゲルスタムが指揮。2007年6月、ヘルシンキのフィンランディア・ホールで録音セッションが行われました。フィンランドの景色を収めたカラー写真18枚を使ったデジパックのアルバム。親しい人へのプレゼントにしたくなるかもしれません。(キングインターナショナル) フィンランドの情景ーフィンランド管弦楽作品集 ・クラミ(1900-1961):演奏会序曲『スオメンリンナ』作品30 ・パルムグレン(1878-1951):組曲『フィンランドの情景』作品24 -春の夢、そり遊び ・マデトヤ(1887-1947):オペラ『ポホヤの人々』組曲 作品52 -囚われ人の歌 ・カヤヌス(1856-1933):交響的序曲 ・メリカント(1868-1924):ゆるやかなワルツ 作品33 ・ヤルネフェルト(1869-1958):前奏曲 ・クーラ(1883-1918):結婚行進曲作品3b-2 ・クーシスト(1905-1988):フィンランドの祈り 作品27-2 ・メリカント(1893-1958):イントラーダ ・シベリウス(1865-1957):悲しいワルツ 作品44-1、春の歌 作品16  ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団  レイフ・セーゲルスタム(指揮)  録音:2007年6月、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール  制作:セッポ・シーララ  録音:エンノ・マエメツ Disc1 1 : Klami: Suomenlinna, Op.30 11:55 2 : Palmgren: Pictures from Finland, Op.24 I. Kevätunelmia (Spring Dreams) 07:15 3 : II. Rekiretki (Sleigh Ride) 02:18 4 : Madetoja: The Ostrobothnians suite, Op.52 II. The Prisoner's Song 03:52 5 : Kajanus: Overtura sinfonica 09:12 6 : Merikanto: Valse lente (arr. Nils-Eric Fougstedt) 03:31 7 : Järnefelt: Preludi 02:39 8 : Kuula: Wedding March (arr. Eero Kosonen) 06:01 9 : Kuusisto: Finnish Prayer, Op.27-2 02:36 10 : Merikanto: Intrada 05:41 11 : Sibelius: Valse triste, Op.44-1 05:41 12 : Sibelius: Spring Song, Op.16 08:56 Powered by HMV

スーク:アスラエル[Hybrid SACD]スーク:アスラエル[Hybrid SACD]

アシュケナージ久々のOndine登場! スークの大作『アスラエル』 チェコと縁のあるアシュケナージがヘルシンキ・フィルハーモニーを指揮したコンサートのライヴ。この作品の初SACD録音です。チェコ、クレチョヴィーチェの生まれ、プラハ音楽院でドヴォルザークに学んだ作曲家でヴァイオリニスト、ヨセフ・スーク(1874-1935)が大管弦楽のために書いた交響曲第2番は、「ドヴォルザークとオチルカの気高き思い出に」捧げられた曲。1904年、ドヴォルザークの死をきっかけに作曲に着手。3つの楽章が完成した翌年、こんどはドヴォルザークの娘だった妻オチルカの死に遭遇します。死者の魂を永遠の地に導く死の天使、アスラエルの名が副題につけられました。  この5楽章構成の大作をヘルシンキ・フィルのクリアーなアンサンブルとアシュケナージのスケール大きい指揮が感動的に仕上げています。(キングインターナショナル) ・スーク:交響曲第2番ハ短調 作品27『アスラエル』 (1905-06)  ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団  ヴラディーミル・アシュケナージ(指揮)  録音:2008年4月、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール(ライヴ)  制作:セッポ・シーララ  録音:エンノ・マエメツ  SACD Hybrid  CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Disc1 1 : Suk: Asrael Symphony, Op. 27[61:32]: I. Andante sostenuto [16:13] 2 : II. Andante [08:00] 3 : III. Vivace [12:28] 4 : IV. Adagio [10:48] 5 : V. Adagio e maestoso [13:58] Powered by HMV

クラミ:カレヴァラ組曲/北極光/チェレミス幻想曲クラミ:カレヴァラ組曲/北極光/チェレミス幻想曲

クラミの多彩な音楽性を堪能! 色彩豊かな録音にも注目 シベリウス後のフィンランドを代表する管弦楽曲作家といえばウーノ・クラミ(1900-1961)の名がまず挙げられます。そのクラミの作品を3曲、2008年に首席指揮者に就任したヨン・ストゥールゴールズが、ヘルシンキ・フィルハーモニックを指揮して録音しました。  クラミが10年以上かけて作曲した『カレヴァラ組曲』は、彼の代表作のひとつ。ナショナル・ロマンティシズムやシベリウスの『レンミンカイネン組曲』の「カレヴァラ様式」に別れを告げ、表現力の強い鮮やかな色彩を施した新しいスタイルの音楽は高い評価を受け、コンサートのプログラムでもしばしば取り上げられてきました。ヴォルガ川流域に住むフィノ=ウゴル語族チェレミスに素材を採った、独奏チェロと管弦楽のための『チェレミス幻想曲』と、ベルリオーズ、シャブリエ、リムスキー=コルサコフ、ラヴェル、ストラヴィンスキーの遺産を継ぐ管弦楽法で書かれた『北極光』は、ともに雰囲気ゆたかで詩的な音楽です。ヘルシンキ・フィルハーモニックの若いチェロ奏者、サムリ・ペルトネンが『チェレミス幻想曲』のソロを弾きました。  フィンランディア・ホールで録音セッションが行われ、ダイナミックレンジの広い録音が、繊細で色彩的なクラミの管弦楽法を際立たせます。(キングインターナショナル) 【収録情報】 クラミ: ・管弦楽のための幻想曲『北極光』 作品38 (1946) ・チェレミス幻想曲 作品19 (1931) 〜チェロと管弦楽のための ・カレヴァラ組曲 作品23 (1943)(大地の創造/春の芽吹き/テルヘンニエミ/レンミンカイネンの子守歌/サンポの鋳造)  サムリ・ペルトネン(チェロ)  ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団  ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)  録音時期:2009年1月30日、2月2日、9月11日  録音場所:フィンランド、ヘルシンキ、フィンランディア・ホール  制作:セッポ・シーララ  録音エンジニア:エンノ・マエメツ Powered by HMV

ラウタヴァーラ:イコンの前に/生のタペストリーラウタヴァーラ:イコンの前に/生のタペストリー

ラウタヴァーラ 祈りの音がこだまする! 最新管弦楽曲収録! ラウタヴァーラの最新の管弦楽作品2曲をヘルシンキ・フィルハーモニックとセーゲルスタムが録音しました。  『Before the Icons(イコンの前に)』は、彼のキャリアの初期、1955年に作曲されたピアノ曲集『イコン (Ikonit)』作品6に基づく作品。東方正教会の宗教画、イコンからインスピレーションを得たオリジナルの6曲『Death of the Mother of God(神の母の死)』『Two Village Saints(村のふたり聖人)』『Black Madonna of Blakernaya(ブラケルナヤの黒いマドンナ)』『The Baptism of Christ(キリストの洗礼)』『The Holy Women at the Sepulchre(聖墓の聖なる婦人)』『Archangel Michael Fighting the Antichrist(反キリストと戦う天使長ミカエル)』をオーケストラのために編曲。途中に3曲の『Prayer(祈り)』と終曲に『Amen(アーメン)』を追加し、全曲を通して宗教的高揚を図る音楽としています。  『A Tapestry of Life(生のタペストリー)』は、大病を患ったラウタヴァーラが、奇跡的に回復した後に作曲した作品。『Stars Swarming(星が集合する)』『alcyon Days(穏やかな日々)』『Sighs and Tears(ため息と涙)』『The Last Polonaise(最後のポロネーズ)』の4曲。2008年4月5日オークランド、ニュージーランド交響楽団がピエタリ・インキネンの指揮で初演。ニュージーランド・ヘラルド紙が「妥協せず調性を使うことに関してラウラヴァーラに匹敵する作曲家は、稀だ」と評した作品です。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ラウタヴァーラ:管弦楽作品集 ・Before the Icons(イコンの前に) (1955/2005) ・A Tapestry of Life(生のタペストリー) (2007)  ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団  レイフ・セーゲルスタム(指揮) Powered by HMV

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