2009年11月18日発売
昭和から平成にかけてのTV番組で人気となった主題歌を集めたアルバムの第3弾。お笑い番組から深夜番組まで、お茶の間を楽しませた様々なヴァラエティ番組の主題歌を中心に収録している。
宗教家であり尺八の演奏家でもある海童道祖の演奏を収録した1974年の作品をCD化。門人には武満徹の代表曲『ノヴェンバー・ステップス』の尺八奏者も要し、前衛音楽界にも大きな影響を与えた海童道祖の研ぎ澄まされた音世界が広がる。
発売元
日本コロムビア株式会社スメタナSQが1976年から85年の10年間を費やして完成させた、気品と美しさに満ちたベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集。最盛期から円熟期にかけての演奏で、スメタナSQの真価がよく表われた録音として評価も高い。
ヴォーカル&チェロのYukkoを擁する5人組、のあのわの2ndシングル。切ない恋心を歌ったミディアム・テンポのウィンター・ソングで、Yukkoのスウィートな歌声が胸を打つ。
ギタリスト失踪というハンデを奇貨としてゲスト・パフォーマーによるカラフルなギター・プレイが楽しめるセカンド・アルバム。基本は失踪ならぬ疾走系のR&Rが中心だが、三人だけの演奏によるアコースティックな「月に吠える」のような曲に聴かれるもう一つの顔にも興味をそそられた。
長山洋子や森進一に提供した作曲作品からも想像できるとおりの、なんともこそばゆくも不思議と心地よいノスタルジックな(70年代の雰囲気とでもいえばいいのか)ナンバーが端正に歌われる。作曲家・大谷めいゆうのバイオグラフィ的な心象風景にひととき時間を超える気分。
90年にLAでレコーディングしたクリスマス・アルバム。ビッグバンドをバックにゴージャスなムードで満たす「WINTER WONDERLAND」、ドリ・カイミによるボッサのアレンジがやわらかなヴォーカルに合う「BLUE CHRISTMAS」、ニール・ラーセンらしい哀愁漂うキーボードの音色が彩りを添える「COME IN CHRISTMAS」ほか、当時の日本の経済状況が音に出ている。
大衆演劇の座長として海外にも進出している沢竜二のアルバム。流れ者や旅役者、芝居の主人公である「新無法松の一生」や平手造酒の「用心棒」を想像させる歌、「ラップ・石松」では森の石松とガッツ石松を合体させたラップまで聴かせる。台詞調の歌唱ならではの情感ムンムンである。
サーカスの叶正子が7人の大人の男性とデュエットする大人のラブ・ソング集。年輪を重ねた夫婦の愛の形もあれば、青春晩夏を思わせる歌もあり、つかの間の恋に若さを思う歌など多様だ。叶の本領が発揮される「Mister Summertime」でのKONISHIKIの歌声がことのほか合っている。
通算3作目のソロ・アルバム。今作ではブライアン・イーノやニック・ケイヴとの仕事でも知られるレオ・エイブラハムズをプロデューサー&共作者として起用。映画のサントラやマーク・ホーリスに影響を受けたサウンドは、木管楽器やアコギを全面的にフィーチャーした内省的な響きが印象的だ。
JUJUをフィーチャーした「君のすべてに」、伊藤由奈をフィーチャーした「Where Is The Love」などのヒット・シングルに加え、さまざまなアーティストとコラボした楽曲ばかりを収録したアルバム。音楽を聴く形態が変化してきた時代に特化したチームで、あらゆる音楽ジャンルのエッセンスを採り入れながら、あくまでもドラマティック。