2009年11月発売
フェンダー・ローズをメインに据えた音作りで人気の高いクラブ・ユースな一枚。ゲストにブレッカー・ブラザーズなどを迎えて、良質のフュージョンを展開している。「シンバッド」「ドント・ユー・ウォーリー・バウト・ア・シング」などを収録。
クラブ・ジャズ〜フリー・ソウル系リスナーの間で高く支持されているキーボード奏者の75年発表作。95年のLP復刻につづきCD化された。ジャズ・スピリットが息づいた、創意あふれるスウィンギー&グルーヴィーなナンバーは逸品。美しいバラッドもあり。
8人組ヴォーカル&インストゥルメンタル・グループ、ブレイクウォーターの2ndアルバム。ダフト・パンクの楽曲「ロボット・ロック」の元ネタになったエレクトロ・ファンク・チューンなど、スペイシーなシンセ音が冴えたダンス・クラシックを楽しめる。
前2作が全米でプラチナ・アルバムとなったカナダのロック・バンドの3作目。ニルヴァーナやパール・ジャムなどを思わせるヘヴィな、しかも美しさもあるサウンドだが、今回、ピアノをフィーチャーした「ラスト・トゥ・ノウ」も収録されるなど、タイトルからも伝わるが、新たな旅立ちを宣言しているようだ。
2ndアルバム『アン・エンド・ハズ・ア・スタート』が全英1位を獲得したことも話題となったUKロック・バンド、エディターズの3rdアルバム。Floodをプロデューサーに迎えた本作では、よりスケール感をアップさせたサウンドが満載。
ソロ活動をはさんで、約3年ぶりのリリースとなった4枚目となるアルバム。楽曲としてすでに発表ずみのものも含め、ソロを経た結果としての“このデュオでやるべき音楽”に仕上げられている。その迷いのなさと自信が、アルバムとしての完成度の高さとなっている。
2007年に結成され、2009年から本格的に活動を開始したビジュアル・シーン期待の5人組による3ヵ月連続リリース第3弾マキシ・シングル。ルックスの良さはもちろんのこと、楽曲のクオリティも新人離れしていることで支持を増やしている彼らの勢いが感じられる一枚。
ユニットとしては5作目となるアルバムは、畠山美由紀のソロを手掛けたこともあるジェシー・ハリスがプロデュース。NYで6日間のうちに仕上げた強行レコーディングながら、小島大介のエッジと畠山の陰影、いずれもが投影された意欲作に。「Fly high」を大貫妙子、「私の街」を曽我部恵一が作詞。
デビュー13周年を記念して行なわれたライヴを収録した一枚。「スマイル」や「欲望」といった代表的な曲を中心に構成され、ベスト盤的な意味合いも含まれている。伝わってくるライヴの臨場感は、非常に熱いノリがありながらも丁寧に作り込まれた様子で、緊張感漂いつつも牧歌的ないいステージだ。