2009年12月2日発売
2000年前後の楽曲を中心に、廃盤となったものも含む、お宝トラックが詰まった日本語ラップ・コンピ第3弾。DJ、コンポーザー、MCなどマルチに活躍するD.L. のセレクトで、鋭利なリリック、焼けつくようなビートの洪水を浴びることで、堪能できるヒッピホップの真髄。この刺激性、見事のひと言です。
ア・カペラらしい雑食性を存分に発揮した“全部入り”アルバム。美味しい楽曲をずらりと並べ、ちょいベタなオリジナル「うた歌え!」も加えて、ターゲットはハモネプ世代か。耳コピ狙いもあってか、ミックスもスッキリ系。彼らの実力なら、もっとゴツゴツした仕上げにしても面白い音になりそう。
90年に神戸で結成された、ポップなア・カペラ・グループの草分けとも言える彼らが結成20周年を迎えて提示するその実力と本質。女優・画家の新井晴みが作詞を手がけた「風がきれい」では、軽快なリズムに乗せてせつなくあたたかい極上ハーモニーを披露。NHK『みんなのうた』2009年12〜2010年1月に放送。
映画『色即ぜねれいしょん』主演の渡辺大知がヴォーカルを務める4人組のセカンド・ミニ・アルバム。全員10代(!)という若さがそのまんま音になって聴く者に迫ってくる感じ。60'sガレージやサイケ、70'sパンクなどの記号的フレーズを無理なく引用するなど、ポスト・ヒップホップ世代らしいね。★
約1年ぶりとなる4枚目のシングルは、峯田和伸主演の同名映画の主題歌。衝動を無濾過状態で吐き出しながら叫びを旋律化させノイズを生の瑞々しさとして響かせるプレイは、バンド力に対する根拠なき信頼の賜物。一方、弾き語りの世界を中心にした「べろちゅー」は、言葉に対する信頼が窺えてならない。
2008年に他界した桃山晴衣が興した今様浄瑠璃の代表作のひとつ。彼女自らが作詞作曲から唄、語り、三味線までをこなし、源氏一族が衰退する平安末期に悲運の最期を遂げた若き夜叉姫を中心とする物語を丹念に描く。東京・六本木のオリベホールにおける公演(2002年)を収録。
2008年に亡くなった桃山晴衣の79年10月発表作の復刻。宮薗流の四世宮薗千寿(人間国宝)の唯一人の内弟子として修行した彼女が三味線を弾き、現代人が理解できる日本語で歌う時、その軽さは繊細でとても美しい響きとなる。「虚空の舟唄」では坂本龍一がシンセで参加している。
ついに登場!! 沖縄民謡の定番CD 沖縄の“おめでたい歌”ばかりを集めた決定盤がリリース! 新春のお祝いに、結婚式、誕生日、就職祝いなど、 あらゆるお祝い事に使って頂ける、 Happy Okinawa Songs!! 歌詞・対詞・アルバム曲解説付き 2009年9月沖縄市にて録音 収録曲 1.かぎやで風 2.豊年ぬ歌 3.鷲ぬ鳥節 4.だんじゅかりゆし 5.めでたい節 6.上り口説 7.鶴亀節 8.繁昌節 9.四つ竹 10.豊年音頭 11.松竹梅 12.あやかり節 13.鳩間節 14.トーガニーアヤグ 15.祝節 16.唐船ドーイ 長く歌われて来た、沖縄のおめでたい歌ばかりを収録したアルバムがほしい!-とのリクエストに応えるべく制作された決定盤がリリースになります。あらゆるお祝いに欠かせない「かぎやで風」。そして「松竹梅」「鶴亀節」。宮古島のお祝いの歌「豊年ぬ歌」「トーガニアヤグ」(歌・三線は宮古で注目の垣花貞子)。八重山と言えばこの曲「鳩間節」(歌・三線は糸洌長章)。そしてお祝い事のフィナーレを飾るカチャーシー曲「豊年音頭」「唐船ドーイ」。まさに沖縄のおめでたい歌の代表曲を網羅した内容です。 演奏には笛、琴も効果的に使われています。また舞踊用にも最適です。