2009年12月23日発売
パサディナ・セッションパサディナ・セッション
多くのピアニストに影響を与えたジョー・オーバニーの作品である。麻薬がもとでの服役が長く、これはカムバックしてからの72年、晩年の録音。パーカーが好んだという演奏は、とても渋くてビ・バップ・ピアノのお手本のよう。安定感あるプレイにゆったりとした時間を過ごす。
MAKE ME HAPPYMAKE ME HAPPY
bambooと一番星☆光によるロック・ユニット、milktubの2ndアルバム。ストリングスを使用した楽曲や高らかなヴォーカルが冴えた楽曲に、ニューロティカのカヴァーなどを加えたバラエティに富んだラインナップだ。
カンテラカンテラ
青森で活動するトリオ・バンドの3枚目。ヴィンテージの香り漂う骨太なバンド・サウンドを軸に、真摯でありストイックなロックを聴かせる。特に「八月のバースディ」をはじめとする、中盤以降の叙情的バラードの連発は胸を打つ。言葉や音に嘘のない、いいバンドだ。