2009年12月2日発売
アニメタルを牽引して一世を風靡した坂本英三(vo/アンセム)が、アニメおよび特撮系主題歌をヘヴィ・メタル・アレンジするシリーズの第2弾アルバム。哀愁を漂わせながら強烈なシャウトで増強されたカヴァーの数々に、熱き血潮を感じる人は少なくないはず。
“VISUALIVE TOUR”で描かれたオリジナル・ストーリー“Requiem et Reminiscence”の世界観をドラマと音楽でパッケージ。ドラマでのマリア役には水樹奈々が参加。第二次大戦下のドイツをモチーフにしたシリアスな世界に「小悪魔ヘヴン」はそぐわないが、純粋なアルバムとしては楽しめる。
『VOICE OF LOVE〜愛の力〜』(2008年)に続くセカンド・アルバム。バッハやラフマニノフらの作品と独自のメロディを組み合わせながら、崇高なポップスを作り上げており、時に宗教的な香りのするヴォーカルも楽曲に負けないスケールがある。シングル・ナンバーの「Prayer」「Go My Way」「愛の奇跡」を収録。
昭和歌謡の希代のヒット・メイカー、浜口庫之助の数ある楽曲から全14曲、五木ひろしがバラエティ豊かな作品群を絶妙の味で唄いあげている。「バラが咲いた」「黄色いサクランボ」が五木節でどう変身しているかなど、聴きどころテンコ盛りだ。ミッキー吉野のアレンジも、ハマクラ色を活かしつつ、現代の空気感を見事に伝える。
cosMoはじめVOCALOID界の名だたるプロデューサーが書き下ろしたコンピレーション・アルバム。全曲メジャー初収録の聴きごたえのある内容。さまざまなジャンルの曲を網羅しており、飽きずに楽しめる一作だ。
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NHK『ザ☆ネットスター!』のオープニング、エンディング両テーマの提供や、ヴォーカロイドのプロデュースなどで知られるazumaのアルバム。初音ミク登場当初から活動を続ける数少ないクリエイターの一人による楽曲を満載。
ヒット曲5曲を含む、4枚目のアルバム。劇的なストリングスの「THEME OF FIGHTERZ」で幕開け後、重厚なロックの扉が開く。攻撃的な「NEXT LEVEL」、メランコリックな「SECRET GIRL」、ロッカ・バラード「Orion」、グルーヴィな「GRAND FINALE」など、シングル曲と遜色ない贅沢な楽曲が並ぶ。友情を歌った「ぼくら」が温かく、折り返し部分でいいアクセントになっている。