2009年12月発売
NHK『ザ☆ネットスター!』のオープニング、エンディング両テーマの提供や、ヴォーカロイドのプロデュースなどで知られるazumaのアルバム。初音ミク登場当初から活動を続ける数少ないクリエイターの一人による楽曲を満載。
ヒット曲5曲を含む、4枚目のアルバム。劇的なストリングスの「THEME OF FIGHTERZ」で幕開け後、重厚なロックの扉が開く。攻撃的な「NEXT LEVEL」、メランコリックな「SECRET GIRL」、ロッカ・バラード「Orion」、グルーヴィな「GRAND FINALE」など、シングル曲と遜色ない贅沢な楽曲が並ぶ。友情を歌った「ぼくら」が温かく、折り返し部分でいいアクセントになっている。
他アーティストへの楽曲提供もしているシンガー・ソングライター、タダシンヤのデビュー・アルバム。甘酸っぱくエヴァーグリーンなメロディ、ハイ・トーンの爽やかな歌声、それにエレクトロ・サウンドによって、完成度の高いポップスを築いている。非凡な才能を持った人だ。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
クラブ・ジャズ+パンク・ロックという形容がふさわしいだろうか。2005年に結成されたサックス、ベース、ドラムス(+ゲスト・ピアニスト)による1作目。高速の限界に立ち向かうような「SCORPIO」「HOT ROD DEVIL」と、甘いメロディが冴える「WITCH HUNT」や「BUBBLE BALL」との対比が面白い。ベースとドラムスのコンビネーションに目の覚めるような気分を味わった。
ニューヨークで結成された4人組ロック・バンドの2年半ぶりのアルバム(2作目)。ビートルズ、キンクスなど60年代ブリティッシュ・ビートをベースにした懐かしいサウンドだ。曲も変化に富んでいるし、若々しくてノリノリで、適度に刺激的。ときおりシャウトも聴かせてくれてカッコいい。