2009年12月発売
5年ぶりの作品は、彼らにとって初めてのフル・アルバムとなった。ツイン・ギターやサックスをフィーチャーしつつもサウンドはアンビエント的でありエレクトロニカのようでもあり、サイケデリック風でもあり。曲順にもこだわったのだろう、長尺の「Gaia Dance」に至る展開が見事だ。ジャケット・アートワークはタナカカツキ。
ともに『MTV JAPAN』のパーソナリティを務めていたAnis(vo)とAli(b)のユニットが、2005年にリリースした初のフル・アルバムの再発盤。愁いのあるメロディを紡いでいくオーセンティックなロックが持ち味。力強いサウンドもバンドとしての存在感を主張している。
名古屋で結成され、2008年から本格的な活動をスタートさせた4人組バンドの1stアルバム。90年代以降の日本のロックに影響を受けたメロディと、ブリット・ロックをベースにした小気味いサウンドが魅力的だ。
アニメタルを牽引して一世を風靡した坂本英三(vo/アンセム)が、アニメおよび特撮系主題歌をヘヴィ・メタル・アレンジするシリーズの第2弾アルバム。哀愁を漂わせながら強烈なシャウトで増強されたカヴァーの数々に、熱き血潮を感じる人は少なくないはず。
“VISUALIVE TOUR”で描かれたオリジナル・ストーリー“Requiem et Reminiscence”の世界観をドラマと音楽でパッケージ。ドラマでのマリア役には水樹奈々が参加。第二次大戦下のドイツをモチーフにしたシリアスな世界に「小悪魔ヘヴン」はそぐわないが、純粋なアルバムとしては楽しめる。
『VOICE OF LOVE〜愛の力〜』(2008年)に続くセカンド・アルバム。バッハやラフマニノフらの作品と独自のメロディを組み合わせながら、崇高なポップスを作り上げており、時に宗教的な香りのするヴォーカルも楽曲に負けないスケールがある。シングル・ナンバーの「Prayer」「Go My Way」「愛の奇跡」を収録。
昭和歌謡の希代のヒット・メイカー、浜口庫之助の数ある楽曲から全14曲、五木ひろしがバラエティ豊かな作品群を絶妙の味で唄いあげている。「バラが咲いた」「黄色いサクランボ」が五木節でどう変身しているかなど、聴きどころテンコ盛りだ。ミッキー吉野のアレンジも、ハマクラ色を活かしつつ、現代の空気感を見事に伝える。
cosMoはじめVOCALOID界の名だたるプロデューサーが書き下ろしたコンピレーション・アルバム。全曲メジャー初収録の聴きごたえのある内容。さまざまなジャンルの曲を網羅しており、飽きずに楽しめる一作だ。
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