2009年2月25日発売
2009年初のシングル曲は、離ればなれになってしまった大切な人への変わらぬ思いを軽快なメロディに乗せて歌った。「春風「No Reply」」は2008年11月に発表したミニ・アルバム『Unreal』の中で人気の高かった曲をアンプラグド・ヴァージョンで収録。キャッチーだが心に響く楽曲が並ぶ。
女性7人編成グループが東京とニューヨークで録音した新曲とセルフ・カヴァー・アルバム。クラシック、民俗音楽、ロック、ポップスなど多彩なテイストを取り入れた多彩な楽曲を揃え、天空に響きわたるようなメロディ、コーラスは透明感あふれ美しい。
テーマが“旅”で作詞作曲が谷村新司というと、まるで「いい日旅立ち」の続編のよう。打ち込みの音を除けば70年代の歌謡曲そのまま、懐かしさいっぱいのせつない曲調を、いちヴォーカリストに徹して丁寧に歌う姿勢がすがすがしい。NHK『にっぽん巡礼』テーマ曲。
大学生からOLまでの女性たちに向けて“夜遊びしよう!”と提案するコンピレーション・シリーズ。本作では、歌ものを中心に、ディスコやクラブでヒットしたハウス・ナンバーを新旧問わず収録している。
スポーツ用品メーカー、アディダスが2009年のアパレルラインの始動を記念した企画アルバム。ファッション・デザイナーの倉石一樹が影響を受けたアーティストらが参加。全曲新アレンジという豪華な一枚だ。
堂々といつもの演歌コブシでアメリカン・ポップスを歌う五木ひろしに脱帽。『アメリカン〜』収録のキュートな歌声の松浦亜弥とのデュエット曲「ヘイ・ポーラ」ではコブシの落差を堪能、「愛さずにはいられない」ではレイ・チャールズのR&Bコブシとの相似性を想像させたりもする。英語ヴァージョンの「よこはま・たそがれ」「待っている女」も聴き逃せない。シャンソン&カンツォーネを歌うとき、五木の声の重さが際立つ。だが『哀愁の〜』収録のフリオ・イグレシアスの「黒い瞳のナタリー」やアダモの「雪が降る」などはピッタリとはまっている。『江戸の夕映え』では都々逸を織り込んだ「浅き夢みし」やノリノリの「大江戸瓦版」「ヘヘイ弥次さん ホイ喜多さん」など江戸期を舞台にした歌で五木節を展開。
歌手生活45周年を記念した、アメリカン・ポップスのカヴァー・アルバム。松浦亜弥とのデュエットによる「ヘイ・ポーラ」をはじめ、1950〜60年代の名曲の数々が多彩なアレンジと巧みなヴォーカルで楽しめる。