2009年2月4日発売
長崎出身の3ピース・バンドによるファースト・フル・アルバム。70年代の初期パンクにも通じるザラザラとした手触りの音像、2000年代ダンス・ミュージックの先鋭性、社会への怒り、不満をストレートにぶつけるリリックがひとつになった音楽性は、個性的にして刺激的。
ジャパニーズ・レゲエを代表するシンガー、MOOMINの“フリー・ソウル”の視点でコンパイルされたコンピ盤。山下達郎のカヴァー「Windy Lady」、井上陽水+玉置浩司のカヴァー「夏の終わりのハーモニー」など、スウィート&メロウな選曲となっている。
不安を誘うジャケット、壊れた人形や廃墟だらけのブックレット、直感的に聴いてほしいという意向で解説対訳なし。意味深なポーキュパイン・ツリーのスティーヴンの静かな狂気に満ちたソロ作は、心の闇に落ちていきそうな、心の奥を覗かれているような気になる。
女性ヴォーカリストによる名曲を集めたコンピ盤。松田聖子「赤いスイートピー」や山口百恵「夢先案内人」など、70〜80年代にヒットした切ない女心を綴ったナンバーを中心に収録。短編小説のように物語性豊かな一枚だ。
国内外から注目を集める、話題のヒップホップ・ユニットのデビュー・アルバム。美しいメロディ、効果的なピアノ・サウンド、ジャズ・サンプリングのうまさなど、おしゃれなセンスの良さを感じさせる。ヒップホップ・シーンの枠を越えた活躍を期待したい。
デビュー10周年となる2009年発表のアルバムは、言葉とメロディに熟成が感じられる深みのある一枚。映画『恋文日和』の主題歌「恋文」やデジタル・シングル「星」など人気曲が並んでいる。
2009年開催のグラミー賞“レコード・オブ・ジ・イヤー”“ソング・オブ・ジ・イヤー”ほか、ポップ、ロック、R&Bの主要カテゴリーの受賞曲とノミネート曲を収録したコンピ・アルバム。2008年のヒット曲が網羅されている。
デビュー20周年記念の年に発表する通算15作目。派手なファンファーレで始まるタイトル曲をはじめ、スカ・ビートが基本なのは当然ながらも多彩なアレンジで楽しませてくれる。また今回で3回目の共演とらる英ダブ界の大御所、デニス・ボーヴェルとの3曲も聴きもの。