2009年3月発売
ニューヨーク出身のゴス・ロック・バンド、ドープの5thアルバム。「Addiction」ではオジー・オズボーン・バンドなどで知られるギタリスト、ザック・ワイルドがゲスト参加している。
疲れた大人たちを癒し励ます女性アーティストの歌の数々を収録したコンピレーション・アルバム。悲しみ傷ついても、そこから立ち直ろうとする人々を、優しく鼓舞する応援ソングが満載だ。
“みうらじゅん”命名するところの“ゆるキャラ”のテーマ・ソングとして、2003年以来温められてきたナンバーを橋幸夫が取り上げた。コンセプトからデザインまで、すべてがゆる〜く、関わった者に圧倒的脱力感をもたらすキャラクターを歌い上げる素敵さ。
インディーズ盤『AKIKO∞ KOKIA〜balance〜』と同時発売されたオリジナル・アルバム。2作品が表裏一体となるスケールの大きな音絵巻で、デビュー10周年にふさわしい充実した内容に仕上がっている。
デビューから10年、2009年元旦に入籍を果たしたことでも話題を呼んだ夏川りみの、初2枚組アルバム。余裕さえ感じさせる端正さが際立つディスク1のスタジオ録音、圧倒的な感情のほとばしりをうちに秘めたディスク2のライヴ作品集と、その充実度には感動する。
CD4枚にわたるショパン生誕200年を記念したボックス・セット。フェイド・アウト/フェイド・インはいっさいなく、落ち着いて各曲・各楽章を味わえる。ダン・タイ・ソンはじめ、演奏家も粒揃いだ。
フィギュアスケート選手の浅田真央が競技で使用した「仮面舞踏会」をはじめ、古今のフィギュアスケート選手たちの使用楽曲を収録した企画盤。荒川静香の監修により、クラシックの入門アルバムとしても最適な一枚に仕上がっている。
お笑い芸人・はなわがプロデュースする男装アイドル・ユニットのセカンド・シングル。「俺の空」は、女子アイドルよりも清廉で男子アイドルよりもキュートなグループ・コンセプトを活かしたJ-POP。メンバーのキラキラ響くユニゾンと、渋めのギターが心地良くシンクロしている。
エッジの利いたラップでクールさを漂わせるヒップホップ・ユニットのアルバム。「JUMP AROUND」は、ヴォーカルがスピーディなサウンドを構成する一つの楽器のごとく、見事に溶け込んでいる。その音としての統一感が白眉。「HOME SWEET HOME」は、センシティヴなリリックとブラック系サウンドの融合が斬新。
好評の“ベスト101”シリーズのバッハ編。クラシックを語る上で欠かすことのできない作曲家のひとりで、あらゆるジャンルの音楽家がアプローチすることでも有名なバッハの魅力が満載された豪華6枚組だ。