2009年3月発売
制作・出演
クリスチャン・スコット / ケヴィン・カナー / ジェラルド・クレイトン / ジョー・サンダース / ティム・グリーン / ベン・ウェンデル / メリッサ・モーガン / ランディ・ナポレオン魅力的な女性シンガーによるデビュー作。メリッサは正統的なジャズ・ヴォーカルに現代的な感覚を加味した歌唱が魅力的。プロデューサーに気鋭のトランペッター、クリスチャン・スコットを迎えたことで、バックの演奏にも聴きどころが満載の一枚。
1971年にアメリカで生まれ、ブルーグラスを代表するアーティストとなったアリソン・クラウスのベスト・アルバム。グラミー賞常連アーティストとしても有名な彼女の、これまでの軌跡をたどることのできる名曲の数々を収録。
2008年にレコード・デビュー10周年を迎えたジャズ・ヴァイオリンのパイオニアが、レギュラー・カルテットとヨーロピアン・テイストのナンバーを優雅に演奏。ゆったりとしたテンポでのびやかに歌うヴァイオリン。その艶やかでふくよかな音色が極上の時間を約束する。
日本人バンドのPe'zとの絡みでも知られるUKネオ・ソウル歌手の3作目は、本人お気に入りの曲を集めたカヴァー・アルバム。ジョージ・マイケルのソウルフル白人楽曲からディスコ・クラシック、はてはスライ・ストーン曲まで。やはり、しなやかで闊達なキャラが光る。
ノルウェー出身のエレクトロ・ユニットによる約3年半ぶりの3作目。前作『ジ・アンダースタンディング』にも参加していたカリン・ドレイヤー・アンダーソンをはじめ、さまざまな女性ヴォーカリストをゲストに迎えた歌モノ中心の内容で、レトロかつ過激なトラックも健在だ。
結成17年目を迎えたワシントン州のパンク・バンドの企画盤第2弾。全編カヴァー曲による作品だ。ラモーンズやクラッシュは納得だが、ポイズンやブルーハーツのナンバーも取り上げている。原曲のメロを活かしつつ、軽快さをさらに持ち込み、ストレート・エッジに仕上げている。
制作・出演
BrunoMarcozzi / JavierGirotto / NatalioMangalavite / ファブリッツィオ・ボッソ / マルコ・シニスカルコ / ラウル・ミドン / ルカ・ブルガレッリ / ロレンツォ・ツゥッチ発売元
ユニバーサルミュージックイタリア・ジャズ界が誇るトランぺッターとアルゼンチン出身のジロットのコラボ・ラテン作。高速ハイ・ノートヒッターぶりが絶好調で冒頭から圧倒。ジロットは5曲を提供、まろやかさで相対し深みを加え、殊にハイ・テンポ3拍子の「エル・カセロラーソ」は秀逸で本作のキーマン。★
ジュディマリのデビュー15周年を記念したトリビュート・アルバム。日本の女性アーティストに多大な影響を与えたバンドだけに、木村カエラや大塚愛など納得の人選が多いが、一方で同世代の親交の深いアーティストも参加しバラエティに花を添えている。
AKB48のチームAのエース三人によるユニットのセカンド・シングル。TVアニメ『鉄腕バーディーDECODE:02』エンディング曲の「タネ」は、軽快でキュートな恋愛応援ソング。等身大の女の子の気持ちが綴られた「Girls' talk」とともに、リズム感あふれる歌が気持ちいい。
「Untouched」が米チャートを賑わした双子のリサとジェスのオージー姉妹ユニットの、ファーストとセカンドをパッキングしたスペシャル盤。キュートなデュオをフィーチャーする一方で、ギター主体の骨っぽいロックンロールが絶妙なコントラストを描く。
「成功」は、春らしい賑やかな音色とポジティヴなリリックが爽快。さかいゆうとのコラボ「生まれてきてありがとう」は、言葉で相手を祝えるという人間らしい温かさを綴っているにも関わらず、ヴォーカルをあえて機械処理している点が面白い。曲末の台詞もニクい演出。配信先行「成功」「I Wanna Know You」「生まれてきてありがとう」は初CD化。
渋谷The Roomと代官山AIRで隔月“パーティ”を行なう野崎良太が編集したCDで、ジャズ系クロスオーヴァー・ミュージックやハウスなどがぎっちり入っている。収録曲のクレジットはびっしり書かれているが、背景が見えてくる曲解説があるとベター。
DJ、アレンジャーとして活躍する彼が、現在のジャパニーズ・ダンス・ミュージックの礎ともいうべき楽曲を選曲しミックスした作品。Jazztronik、Monday満ちるらの名曲を収録。ハウス・ミュージック・ビギナーも聴きやすい一枚。