2009年4月22日発売
スウェーデンの男女混声ヴォーカル・グループの98年作品。ポップな曲調に爽やかなコーラスが生きる「ウイア・ファイヴ」、バックのハーモニーに徹してT.シールマンスのハーモニカを引き立てる「フォー・マイ・レイディー」、温かみのあるア・カペラが魅力の「アイ・シング・ユー・シング」など充実の仕上がり。「スウィーディッシュ・ヒット・メドレー」にはアバやロクセットのヒット曲が並ぶ。
膨大な量の映画、アニメ、TVドラマなどの音楽制作と、アーティストへの楽曲提供/プロデュースでも高い評価を受ける才女が手がけたCMソングを集めたコンピ第2弾。docomoのCMから宮城県のご当地ソングまで、短い曲に詰め込んだ豊富なアイディアとメロディの宝庫。
ポーランド出身の5人組ヘヴィ・メタル・バンドの日本デビュー作(2作目)。ずっしりとした重量感のあるスピーディなサウンドを引っ張り、さらに楽曲にパワーと色彩感を与えているのがマルタ・ガブリエルという紅一点シンガー。シャウトもスリリングだ。
ブラジルから登場したヘヴィ・メタル・バンドが2004年にリリースしたデビュー作に、ボーナス・トラック2曲を加えた再リリース盤。シンコペ多用にメロディアスなギター・リフ、怒涛のリズム攻勢と、メタルの要素をすべて兼ね備えたオーソドックスさが魅力。★
正統派メロディック・パンク・バンドと称されるMEAT BUNS初のフル・アルバム。パンク=過激・難解・ワン・パターンなんてイメージの音楽ファンには、意外と楽曲それぞれのメロディがしっかりしてるじゃん、と再認識できる作品かも。ギターとドラムのパンチが利いている。
ロッテンハッツ、Great3のメンバーとして知られる高桑圭のソロ・プロジェクトの3作目。60'sポップス、70'sウエストコーストのスタイルをベーシックに膨らませ、極上のポップスに仕上げた逸品。楽器の使い方など随所にセンスの良さが冴えわたる。★
大言壮語したり技の切れ味を聴かせるわけでもないので、一聴すると何の変哲もない平凡な演奏という印象を受けるかもしれぬ。しかし、そのノーブルな慎ましさのうちにある微妙な陰影と穏やかな静けさは、趣味良く充実した音楽的時間をもたらしてくれる。