2009年5月27日発売
ドイツのプログレッシヴ・ロック・グループ、タンジェリン・ドリームが2006年に発表したアルバム。彼らの40年にも及ぶキャリアの中で生まれたレパートリーに再挑戦した一枚だ。
クラウト・ロックの代表格、タンジェリン・ドリームによるライヴ・アルバム。88年6〜7月にかけて行なわれた北米ツアー中にレコーディングされたもので、80年代の彼らを知る上で重要な作品。2003年発表。
トロント出身の4人組、ブロークン・ソーシャル・シーンのエイミー・ハインズが率いる別バンド、メトリックによる通算4枚目のフル・アルバム。クオリティの高い洗練されたサウンドとエイミーの伸びのあるヴォーカルが交錯する一枚だ。
イギリスの人気バンド、ブロック・パーティーの3rd アルバムを全曲リミックスした企画作。エレクトロ色が強くなったりパンク色が濃くなったりとリミキサーの個性を出しつつ、オリジナルとは異なる魅力を感じさせる作品が完成。
故・坂井泉水の三回忌、2009年5月27日に発売されたシングルで、彼女自身の作詩・作曲作品「素直に言えなくて」と岡本仁志作詩作品のカップリング。「素直に言えなくて」はロック色の濃い楽曲で、彼女の作曲家としての才が伝わる佳作。91年に「不思議ね…」のカップリングでリリースされていたが、今回のシングル化にあたり、倉木麻衣がコーラスを被せた。
85年2月に発表された、バービーボーイズのデビュー・アルバム。ギタリストのイマサが手がけた独特のメロディとビート感あふれる楽曲が魅力の、日本のロック史に残る名盤のひとつ。
85年発表の2ndアルバム。1stからわずか8ヵ月後のリリースで、デビューの勢いをそのまま1枚にパッケージ。ブレイクへの階段を駆け上がっていくような迫力に満ちている。「負けるもんか」など、初期の重要ナンバーを収録。
86年発表の3rdアルバム。タイトルの通り、バンドの“ブレイク”を確実なものにした作品。ポップ・チューンの「なんだったんだ?7DAYS」や名バラード「ラサーラ」など、ヴァラエティに富んだ一枚。
バンドとしてのオリジナリティとシャープでノリのいいサウンドを確立させた、“バービー”による4作目。日本語の言葉のリズムを巧みに取り入れたヴォーカル・スタイルを駆使しながら、もたれることのない抜けのよいサウンドを聴かせる。
バンドとして初めてアルバム・チャート1位を獲得した89年発表の5thアルバム。大ヒット・シングル「目を閉じておいでよ」をはじめ、完全ブレイク後のバンドの充実ぶりがうかがえる内容だ。PSY・Sの松浦雅也が参加。
新作イメージが定着していた昇太による、古典落語を中心にした噺を聞かせる2005〜2006年のライヴを収録。昇太ならではのハイ・スピード口調による「寝床」では奇想天外な展開を見せ、もはやシュールな新作へ変質。秀逸な「落語家漁業説」でも場内を沸かせる。
発売元
キングレコード株式会社日本最初の歌劇「露営の夢」(1905年初演)を作曲した北村季晴による「ドンブラコ」(1912年初演)の初録音。伴奏はほぼピアノのみで歌唱(女声のみ)も簡素だが、童謡や古謡を多数用いた曲調は親しみやすく驚くほどに新鮮。充実のブックレット付きで資料的価値も高い。★
「イカの哲学」はOEKの委嘱作で、早逝の哲学者・波多野一郎の唯一の著作『烏賊の哲学』を基にした語り付きの協奏曲(台本:中沢新一)。ベートーヴェンは、すっきりとしたオーソドックスな佳演だが、ミッチーらしいサービス精神や、意表を突くアイディアを求めたい気も……。
アルビノーニ、J.S.バッハ、ベートーヴェンの作品からスロー・テンポの曲をまとめた作品集。映画、ドラマ、CMなどで使用される楽曲をオリジナルで収録し、クラシック本来の魅力が味わえるアルバムとなっている。