2009年5月発売
無限曠野/銀河街道ー柴田南雄後期作品集無限曠野/銀河街道ー柴田南雄後期作品集
柴田南雄(1916〜1996)は前衛的技法を集大成し、後半生は過去の音楽を混合・総合して新たな方向を示した。民謡や古旋律が交錯し寸劇も入る「銀河街道」には、多様な素材の再構成という創作原理が凝縮されている。充実のブックレットで資料的価値も高い2枚組。
Doing all rightDoing all right
“出会いと別れ”をテーマにした春らしいポジティヴ・ソング。“ライヴでみんなで歌える歌”をコンセプトにした、キャッチーなメロディが魅力の一曲だ。カップリングの「Nora」は野良猫の視点で別れを綴った、郷愁と優しさに満ちたミディアム・ソング。
ジャパネスク〜日本の詩情〜ジャパネスク〜日本の詩情〜
発売元
株式会社ポニーキャニオン結成20年を迎えるEJTによる日本の名曲集。「赤とんぼ」から、定番「いとしのエリー」「千の風になって」まで幅広い選曲。日本人が聴くよりも海外の日本の歌を知らない人に聴いてもらいたいと感じる良さがある。「与作」をベース・ソロから始める解釈は渋い。
ウォーク・ドント・ランウォーク・ドント・ラン
堅実なドラミングで定評のある大隅は、40年の楽歴にあって今がもっとも音楽的に充実している。長年培ってきたサポート・ミュージシャンとしてのセンスとテクニックはリーダーとなっても必要不可欠で、それが趣味のいい作品作りに繋がった。
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニスベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
制作・出演
エンリケタ・タレス / クルト・リドル / セルゲイ・ラリン / ヘルベルト・ケーゲル / ヨアヒム・ダーリッツ / ライプツィヒ放送交響楽団 / ライプツィヒ放送合唱団 / ヴィオレッタ・マジャロヴァ発売元
WEITBLICK<YSO ライヴ4> ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調<YSO ライヴ4> ブルックナー:交響曲 第5番 変ロ長調
国内の交響楽団には“ブルックナー伝説”があるようだ。朝比奈&大阪フィル、高関&群響、そして飯森&山響。本盤は第4番に続く自主制作盤ながら、演奏はブルックナー解釈の要所を突く。ボリューム感、音色、歌いまわしなど侮れない本格志向で貫かれている。
ブルグミュラー:18の練習曲、25の練習曲、他ブルグミュラー:18の練習曲、25の練習曲、他
教則曲として有名なブルグミュラー(1806〜1874)の二つの練習曲集を収録。単なる模範演奏を越えた、詩情豊かなピアノを聴ける。特に「18の練習曲」は19世紀のサロン小品としても楽しめる秀演。ボーナス収録された4曲がアルバムに芸術的な香気を与えている。