2009年5月発売
カヴァー・コンピ・シリーズ“LOVERS COVERS J-POP”初の、J-POPのカヴァー36曲をクイックDJミックスしたアルバム。詩音、土岐麻子、Raggae Disco Rockersらが参加している。
発売元
株式会社ポニーキャニオントリカブトのDJとしてはもちろん、SEAMOへの楽曲提供でも知られるDJ DAISHIZENの6thミックス・アルバム。ヒップホップ、ファンク、R&B、ジャズなどのグルーヴ感あふれるナンバーを、ノンストップでリミックス。
台湾版のドラマ『花より男子』から生まれた“F4”のメンバー、VANNESS(ヴァネス・ウー)の日本での1stシングル。巧みなダンス・スキルと鍛え上げた肉体を武器とする彼らの、独自の美学に貫かれた世界観を堪能できる。
表題曲がポカリスエットのCMソングとしてお馴染みの4人組によるシングル。ヴォーカル、メロディ、歌詞……すべてにおいてキャッチーでスタンダードな輝きを放っている。さりげなくメリハリの利いたアレンジも爽やかさを引き立てており好感度高し。
2003年デビュー、結成10年目を迎えた大橋卓弥と常田真太郎。互いにソロ活動を経てリリースした11枚目のシングル。ポップでポジティヴなメッセージに富んだ「虹のレシピ」、情緒あふれるフォルクローレな「Aアングル」。“セオリーよりもグルーヴがルール”、サウンドの核は変わらない。
2006年の仲直り復活後2枚目となるアルバム。新曲7曲+セルフ・カヴァー3曲という構成。これまでの筋少にはなかったバラード曲「世界中のラブソングが君を」が聴きどころ。基本であるプログレ+ハード・ロックなサウンドは変わらず個性的で、メンバーが40歳を過ぎてもパワー・ダウンしていない。
美しさと力強さを併せ持つメロディ、繊細にして緻密なギター・フレーズを軸にしたバンド・アンサンブル、そして、“涙を流すことは自分を知るきっかけ”というメッセージを伝えるリリック。音楽性の高さと強いエモーションが見事に同居した2009年第1弾、9枚目のシングル。
8枚目のシングルは、ビューティフル&ソウルフルなメロディにエレクトロ・チューンをからませたミディアム・スロウな「Delete My Memories」など、作詞・曲のNao'ymtがつづる日本語詞とドラマティックな大知のヴォーカルのコラボレイトは秀逸。ファンタジーに包まれた良質のJ-R&Bを牽引する曲。★
今やすっかりJ-POPのサポーターとなった元メガデスのギタリスト、マーティ・フリードマンによるJ-POPカヴァー・アルバム。アコースティックもあるが、何といっても聴きものは唸るメタル・ギター。ド派手にデフォルメされた石川さゆりの「天城越え」がチョー強力だ。★
ロサンゼルス出身、オーディション番組からデビューした男性シンガー・ソングライターの2作目。近年のポップ・シーンに対応したサウンドの根底にある70年代のソウル/R&Bへの深い敬意と愛情あふれる歌声は、アルバム全体に独自の深みを与えている。
山中さわお(the pillows)プロデュースによるファースト・アルバム。磯谷直史(vo,g)、塩井潤一(b)、中川飛出展(ds)のスリー・ピースで生み出す音は、激しさの中にポップな色彩感を秘めた独特の手触りがある。妙に軽やかで肩肘張らないヴォーカルも面白い。
男性二人ユニットのサード・シングルは、大切な人とともに過ごした日々への感謝、そして違う道を歩むことになり、相手の未来を応援するというナイーブな感性を素直に歌い上げたもの。滑らかなハーモニーと官能的なギターが印象的なポップ・チューンだ。
スウェーデン出身のピアノの貴公子、ラングレンの独ACTからの2009年作は、これまでのオーソドックスなスタイルから脱却、曲によってはフェンダー・ローズも弾くなど、随所にコンテンポラリー色を打ち出したのが特徴。美旋律で欧州各地を旅する気分が味わえる。