2009年5月発売
ゆずとキマグレンという、“二人組で地元が神奈川県”という共通点のある2組がコラボレイト。4人で共作し、ゆずの心に迫るメロディとキマグレンのメッセージ性が奇跡的な融合を果たし、高揚感と爽快感がないまぜになった唯一無二の曲に仕上がった。映画『鈍獣』の主題歌。
シカゴのハウス・シーンでの活動歴もあるDJ QUIETSTORMが本名でリリースした初のソロ・アルバム。最新ハウス・ミュージックのような過激さは薄いものの、80年代に産声を上げたハウスのルーツとも言うべきシンプルさ、アナログ的な温かさがクール。
ピアノ弾き語りシンガー・ソングライターの4枚目のアルバムは、郷ひろみへの提供曲「このメロディだけは…」、出身地・千葉の京葉銀行CM曲「きずな」など全7曲。甘い唄声がポップなメロディに乗って心地よい世界をつくり、シンプルなバック演奏も彼の魅力を引き出している。
サックスをはじめ、さまざまな楽器をこなす川口が在籍する二つのグループ。つまり、穏やかで静かな空気流れる栗コーダーと猥雑で元気あふれる渋さ知らズの音楽が共存し、しかも、一つの作品として絶妙に成立しているアルバム。選曲が凝っていて、ファンには、楽しみいっぱいかも。
THE COLTSのベスト・シリーズ第3弾は、バラードに特化した“バラード・ベスト”。全曲、別テイク及び再演・再録音したヴァージョンを収録し、曲の持つ新たな魅力を楽しめる。再録音には脱退した歴代メンバーが参加しているのもうれしい。
キュートな明るさを感じさせる声質が大木綾子の持ち味だ。その歌声を活かしたポップス風の演歌をうたっているのが応援歌「元気を出して」。初めてのワルツ調の歌「雨のワルツ」でも、深刻さではなく、ある種の希望めいたものを感じさせる歌声なのだ。
失踪したリッチー・ジェイムスが残した詩を引用した歌詞が話題になっている9枚目のアルバム。一方でスティーヴ・アルビニが録音を担当。結果、名作と言われる94年の『ホーリー・バイブル』の延長線上の作品とされるが、深みにおいてはこちらの方が上かも。