2009年5月発売
札幌で結成された3ピース・ロック・バンド、tacicaのセカンド・アルバム。精力的なライヴ活動を通じて培ってきた演奏力の高さと、tacicaならではの独特の深い詞世界の魅力がたっぷりと詰まった力作といえよう。既発シングルとして人気だった「人鳥哀歌」「メトロ」も収録されている。
山梨県東八代郡一宮町の理不尽な合併に反対し結成されたヒップホップ・グループのミニ・アルバム。地元の農家の人たちを描いた「桃畑」、温泉にまつわるエトセトラを綴った「温泉地帯」など、地元愛に満ちた詞をヴァラエティ豊かなビートで繰り広げる。
2007年に結成された、実は辻仁成、伊藤浩樹、恩田快人、五十嵐公太というECHOESとJUDY AND MARYで活動してきた顔触れの4人組。本作はファースト・アルバム。骨太でダークな色合いのロック・チューンは、個々の経歴を直接的に想起させない意外性を放つ。
2002年に結成、2005年にギタリストを追加してパワー・アップした4人編成バンドによるサード・ミニ・アルバム。全編英語詞に加え、西海岸の乾いた風を思わせる音作り、充実したコーラス・ワークが、メロディック・パンクを超越した爽快感をもたらしている。
米コロンバス出身のハイブリッド・エモ6人組の1作目。メタルコア、スクリーモ、ポップ・パンク、果てはエレクトロ・ダンスをも昇華した、変幻自在の音世界が痛快であり、日本でも強力なファン・ベースを獲得しそう。どのように進&深化していくのかも楽しみだ。
2004年に京都で結成されたnuitoの初アルバム。トリオ編成は最大の可能性を持つとはよく言われるが、nuitoは変幻自在のテクを駆使して奇妙キテレツかつクールな音空間を作り上げる。ライナーとして機材解説図と音や録音方法の解説文付き。
シアトル出身のグランジ・バンド、マッドハニーのデビュー・アルバム。カート・コバーンやソニック・ユースにも絶大なる影響を与えたといわれる、エッジの利いた鋭いサウンドが満載の一枚。