2009年6月10日発売
フィギュアスケーター、浅田舞・真央姉妹が所属するIMGの企画アルバム。荒川静香がトリノ五輪で使用して一躍有名になった「トゥーランドット」をはじめ、氷上の華麗な演技を彩るクラシックの名曲の数々を収録。誰でも楽しく聴けるアルバムになっている。
ルーク・スティール(スリーピー・ジャクソン)とニック・リトルモア(プナウ)によるオージー・ユニットのデビュー作。『スター・ウォーズ』的なビジュアルを意識したカラフルにしてドリーミィなムードがエレクトリック・ポップと見事に融合。ファンタジックな空間が眩い。
Blue Note Best&More1100 第1回発売の50タイトル(人気ランキングのベスト50アルバム)から聴きどころを各曲100秒未満に編集した夢のスーパー・サンプラー!
山本みゆきが女性演歌歌手たちのヒット曲を、抑制の利いた丁寧なヴォーカルでカヴァーしている。ビート演歌といった感じの「酔っぱらっちゃった」やストレートにうたわれる「忘れないで」などで予想外な魅力を発散。彼女は女心を優しく、まるでかばっているかのように包みうたっている。
アーティストとしてだけでなく俳優としても活躍する加藤和樹のシングルは、人気アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』の主題歌。以前から歌の大きなテーマであった“前向き”をさらに追及したポジティヴなビート・ナンバー。熱いメッセージが伝わってくる。
アーティストとしてのみならず、役者としても精力的に活動する加藤和樹のシングル。張りのある瑞々しい歌声が心地よい、ソリッドかつ軽快なロック・ナンバー。テレビ東京系アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』のオープニング・テーマ曲。
歌手デビュー10年、8枚目のアルバムは、彼の音楽活動を支えてきたプロデューサー陣が再結集した作品。デビュー盤をプロデュースした寺岡呼人は爽やかなミディアム曲の「恋人」、2枚目のアルバムから中期を支えたシライシ紗トリはミステリアスな「KISSの代償」を担当。タイトル曲は自身がプロデュース。
メジャー・デビュー・アルバムからわずか4ヵ月で届いた、既発のリミックスやコラボを含む全10曲。テーマはすべてラブ・ソングで、青山テルマ、KREVA、川畑要(CHEMISTRY)などゲストも華やか。ラッパー&シンガーとしての天分を伸びやかに披露した、軽やかでポップな作品。
1曲目が始まってすぐに衝撃を受けた。これは初めてベン・フォールズ・ファイヴを聴いた時のような感覚。“ピアノ・ソウルマン”というキャッチどおりのヴィヴィッドさ。名曲に自分のセンスを織り込む技っぷりがハンパじゃない。このカヴァー・アルバムは、音楽って素晴らしいと思える快作。★
テキサスのラップ・デュオ、UGKのラスト作。2007年にピンプ・Cの他界後、相棒のバン・BがUGKの最後を締めくくるべく仲間たちと作り上げたもの。ラップながら多彩なトラック・メイク、刺激とメロウさを駆使したライム、ラストを華々しく決めている。
大橋純子の前作に続く邦楽カヴァー第2弾は、高橋研一の職人技アレンジに乗って絶妙のヴォーカルを聴かせる「アジアの純真」で引き込まれ、あとは一気呵成にユーミン、竹内まりや、山下達郎などのヒット曲の純子ヴァージョンに聴き惚れる。「愛は時を越えて」はセルフ・カヴァー。
バンド初期の作品『grope our way』『WAIT AND WAIT』『A MAN OF THE WORLD』のほぼすべてを再録音。当時の作品の契約トラブルに端を発するらしいが、ライヴを重ねて生命力を増した楽曲の凄みを存分に味わえるという意味で、歓迎すべき作品だ。ひとこと、唯一無二。
89年NY生まれ、俳優としてまず知られるアイドルのセカンド作。結構エフェクト加工もされるテンダーでしなやかな歌声を活かそうとする、デジタルなポップ・ソウル路線をいく。NASやレオナ・ルイスらを手がけるエリック・ハドソンなどがプロデュースを担当。
これまでにコラボレートを重ねてきた“misono×テイルズ・オブ”シリーズのタイアップ曲を集めたミニ・アルバム。ソロ名義での楽曲に加え、day after tomorrow時代のヒット・ナンバーも楽しめるスペシャル盤だ。
若手ヒップホップやエレクトロ系をメインにした、いわば“MySpace世代”のサンプルというべきコンピ。すべて新曲か未発表曲を収録し、ここだけのレアなコラボも多く、中でも大胆なサンプリングの□□□×環ROY、リリカルな七尾旅人×やけのはらあたりが最高。★