2009年6月17日発売
ラブラブ
元Soundscheduleの大石のサード・シングル。70年代に何となく、いつかどこかで聴いたようなサウンドなのだが、実はオリジナルだったりするのだろう。つまりポップ・ミュージックの王道ともいえるキラキラ弾ける音が随所にちりばめられ楽しくさせられる。大石のヴォーカルも魅力的。
AciD FLavoR BESTAciD FLavoR BEST
PS2ソフト『乙女的恋革命☆ラブレボ!!』のオープニング・テーマ「Higher&higher」など、ゲーム、アニメのテーマ曲を数多く手がける4ピース・バンドによるベスト盤。ハード・エッジなロック・サウンドと、美しく切ない情景を想起させるメロディ・ラインのバランスが見事。
Tai Rei Tei RioTai Rei Tei Rio
2008年末のライヴ音源を元に制作されたアルバムは、ジプシー・ヴァイオリンやイーリアン・パイプなどのエキゾティックで神秘的な音色が厳かに響きわたる、高貴で優美な世界。CDのテーマに沿う民話や神話を収録した文庫本が付き、イメージが膨らむ仕掛けになっている。
Life Goes OnLife Goes On
揃いのモッズ・スーツに身を包んだ4人組、ファーズのサード・アルバム。華麗なビート歌謡センスはコレクターズに通じると思ったら、プロデュースはコレクターズの加藤ひさしだった。その線の細さも含めて、いにしえの“ネオGS”を彷彿とさせる部分も。
S Reggae Japanese! 3S Reggae Japanese! 3
人気ファッション誌『S Cawaii!』とのコラボCDシリーズ。レゲエ・シーンを盛り上げたヒット・チューンから若手アーティストの注目曲まで、要チェックなトラックが目白押し。先取り派は聴き逃せない一枚だ。
エンター・ザ・ヴァセリンズエンター・ザ・ヴァセリンズ
グラスゴーきっての“ガレージ系ネオアコ”バンドの足跡を、92年リリースのベスト編集盤に、デモやライヴ音源を加えた2枚組。女性メンバー、フランシスのやさぐれた歌声が際立つライヴ・ヴァージョンのなまなましさは、今もって有効。メンバーの回想で綴られる解説も充実。