2009年6月発売
制作・出演
アルトゥール・ローター / ハンブルク国立歌劇場管弦楽団 / フリッツ・ヴンダーリヒ / ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 / ベルリン交響楽団 / ミュンヘン放送管弦楽団 / モーツァルト / リヒャルト・クラウス / ヴェルナー・シュミット=ベルケ発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
若い頃から福島民謡の妙手として全国的に知られ、学校の音楽教育にも積極的に取り組む歌川重雄のアルバム。「会津磐梯山」の旧節の数少ない歌い手の一人である彼が、同曲を含む古くから歌い継がれてきた楽曲をダイナミックに表現している。
“佐々木秀実”でしかない、シンガーへと向かう里程標のようなアルバム(2007年リリースの再発)。一見、蠱惑的な妖しい雰囲気を漂わせながら、語りと歌とが渾然一体となったその歌唱は見事に正統派であり、集められたシャンソンの定番、12編の愛の歌はどれも聴きごたえ十分だ。
人気トランス・シリーズの第18弾は、2009年度上半期のトランス・ベスト集。ドリーム・ダンス・アライアンスやヴァン・ニルソンといった海外アーティストはもちろん国内のトップDJのオリジナル楽曲も収録。
シンガー・ソングライター、永積崇のソロ・ユニットの4作目。ファンキーなラップ・チューンからエモーショナルソウル・バラードまで、ハナレグミならではのスピリチュアルでピースフルな歌声の魅力が全開だ。スチャダラパーのBOSEらもゲストで参加。
BOOGIE MANをキーパーソンにVADER、ARM STRONGなどが参加している大阪のレゲエ集団“ラガラボMUSIQ”によるファースト・アルバム。大阪のレゲエ・シーンを牽引する彼らのパワフルなラップ、ポジティヴなテーマとテクノのエッセンスを含んだ斬新なサウンドが結実。
90年代はヴォーカル・グループ、イン・エッセンスのメンバーとして活動していたカナダのシンガーのソロ・デビュー作。共作ながら全曲自作で、開放的で清潔感のあるシンセ主体のプロダクションが、サラッと爽やかな歌声に見合って、広く好感を持たれそう。
元デス・フロム・アバヴ1979のジェシーとAL-Pによるユニットの2作目。攻撃的なエレクトロ・パンク路線は変わらずも、多数のリミックス・ワークでの経験を生かし曲ごとにヴォーカリストを迎えたカラフルな仕上がり。より下世話になっているのが快感か。
昭和の人気流行歌手として活躍した、岡晴夫のデビュー70周年を記念した企画アルバム。歌手活動の前期に発表した代表曲を、すべてオリジナル音源で収録。戦後の日本を明るくした、伸びやかな美声を堪能できる。
昭和の人気流行歌手として活躍した、岡晴夫のデビュー70周年を記念した企画アルバム。歌手活動の前期に発表した代表曲を、すべてオリジナル音源で収録。戦後の日本を明るくした、伸びやかな美声を堪能できる。
元レインボーのジョー・リン・ターナーがヴォーカリストを務めることで話題となったプロジェクトの3年ぶりのセカンド。さらにポップで親しみやすいメロディアス・ハード・ロックで、「セイ・ユー・ウィル」など、バラード調の心に染みる甘いナンバーも多く、これがまたいい。
「シェエラザード」の壮麗な音響美と妖艶な叙情性を追及したような演奏だ。旋律の歌いまわしはたっぷりとしなやかで優美さも十分だが、緩急のメリハリや強弱のダイナミックさはやや控えめだ。こういうタッチで描かれた演奏は今までにない印象で面白い。
ノルウェーの国民的ハード・ロック・バンド、ウィグ・ワムのヴォーカリストが同バンド参加前の2000年に発表した初ソロ作品。ハードな楽曲は影を潜め、全体にマイルドなポップ・ロックといった印象で、ジェントルな歌唱を際立たせる内容になっている。
2009年の1月に亡くなった田中千香士の追悼アルバム。14年ほどN響のコンサート・マスターを務めていた人で、晩年は指揮者としても活動していた。録音時31〜32歳、パリ仕込みのヴァイオリンで、メリハリが利いて切れ味が良い。中ではドビュッシーが素晴らしい。
発売元
キングレコード株式会社没後30年に貴重な録音が見つかってのリリース。ソロでは骨太で表情の大きな演奏をする一方、室内楽ではアンサンブルの求心力を高めるあり方で彼女ひとりが飛び出さない。ここに聴く3曲の室内楽は、アンサンブルの真髄を伝える名演奏ばかり。他の録音も探してほしい。
ソウル出身のシンガー、チェウニのシングル・コレクション第2弾。高い歌唱力を存分に堪能できるヒット曲「トーキョー・トワイライト」「星空のトーキョー」のほか、前川清やすぎもとまさととのデュエット曲も収録している。