2009年7月発売
ベッドサイド・マナーズ・アー・エクストラベッドサイド・マナーズ・アー・エクストラ
イギリスのプログレッシヴ・ロック・バンド、グリーンスレイドの最高傑作との呼び声も高い2ndアルバム。デイヴ・グリーンスレイド、デイヴ・ローソンという二人のキーボーディストによる緻密な演奏が魅力の全6曲。
暗黒の聖書暗黒の聖書
80年代の日本ヘヴィ・メタル・ブームでメジャー・デビューしたバンドのなかで、美形ぞろいで知られ、アイドル的な人気もあったブリザード。彼らの初期4枚がHDCDデジタル・マスタリング仕様で再発された。デビュー時のデフ・レパードに通じるようなブリティッシュ・ロックが特徴のバンドだったが、アルバムを重ねるごとにアプローチも広がり、ドラマティックなメタルからアメリカン・ポップなナンバー、さらにはプログレッシヴな味付けの曲までプレイ。4枚を通してバンドが成長する過程も楽しめる。1作目『暗黒の聖書』(84年)はジャーニーが曲提供したのも話題となった。また特筆すべきは松川敏也のギター・プレイだろう。ランディ・ローズ似ということでブリザード結成以前から知られたギタリストだが、そのプレイも叙情的フレーズを中心とした構成美で酔わせる。
非常ベルが鳴り止まない非常ベルが鳴り止まない
ZIGGYの森重樹一(vo)と松尾宗仁(g)のユニットに三人が加わり、5人編成となってからの初のフル・アルバム。「非常ベルが鳴り止まない」「DON'T YOU CARE,DON'T YOU MIND」「まっぴらさ」でのストーンズ風のギター・リフにニヤリ。アンプ、エフェクターに至るまで使用機材をブックレットに記載するなど、ギター・マニアの探究心もくすぐっている。