2009年8月発売
ハ短調(K.491)がまさに天国的な美音で迫る。同曲にはお気に入りの仲間ザンデルリンクとの共演という奇盤(HMF)も存在するが、今回はECOとの鮮烈なシリーズ以来20年以上の磨きがかかった弾き振り演奏ライヴであり、“デイム・ウチダ”の貫禄!★
80年代に録音されたモーツァルト作品集。細やかなニュアンスやデリカシーを楽しめるモーツァルトで、小じんまりとしているものの美しい仕上がりだ。テイトの伴奏はフレージングが明快で、ソロとの対照が秀逸。
80年代に録音されたモーツァルト作品集の中から、ピアノ協奏曲第11、12番と第14番を新たにカップリング。テイトの誠実な指揮によって、内田のしなやかな感性が活かされた演奏となっている。
内田の演奏には常にドラマがあるが、ここでも彼女のドラマトゥルギーが、遺憾なく発揮されている。ピアノの可能性と自身の音楽美学を突き詰めた作品を、内田がものの見事に解き明かしている。
最高の音で楽しむために!
TAHITI 80やカイザー・チーフスのリミックスも手掛けたフレンチ・エレクトロの新鋭が満を持してのアルバム・デビュー。ダフトパンクやジャスティスに続けと言わんばかりのアッパーなビートとレトロフューチャーな世界。享楽的でキャッチーで文句なしに楽しい一枚だ。
ヒットメイカー、エイコンが2008年12月にリリースした3rdアルバムに、BoAとのデュエット版の新録「ビューティフル」とリミックス版「フリーダム」を加えてリパッケージ。ワイクリフ・ジョン、T-ペインら、豪華な参加アーティストにも注目だ。
出すシングル出すシングルがどれもタイアップでヒットを連発する人気バンドの11枚目のシングルは、テレビ東京系アニメ『銀魂』オープニング曲(カップリングの「USER UNKNOWN」と「恋愛白書」はアルバム未収録の新曲)。大らかなメロディと疾走感を携えた演奏とのバランスが実に心地よい。