2009年発売
お噺を分かりやすく伝えてくれることで人気の落語家・林家たい平のアルバム。「牛ほめ」「寿限無」など、親子で楽しめる演目を中心に収録した一枚で、優しく楽しい彼の語り口調が存分に味わえる。
冷徹な分析的解釈とは正反対の音楽。チェコ歴代の名指揮者のもとで薫陶を受けたペシェックは、ボヘミアの風土に根ざした歌謡性とリズムこそが、愛すべきマーラー像だと主張する。ローカル色と洗練された感性が融合した心温まる演奏にホッとさせられる。
映画音楽の大御所ロータはクラシカルな領域でも少なからぬ作品を残している。旋律の魅力はなるほど。面白いのはその形や動きがロジカルに組み上がって落着するのではなく、ビジュアルな想像力に働きかけてくること。曰く物語を誘発する仕掛としての交響曲。
島裕介(tp)と伊藤志宏(p)によるデュオ第3弾。これまでどおり彼らのオリジナルが中心で、「黒いオルフェ」「Spartacus Love Theme」「L-O-V-E」「Over The Rainbow」「Close To You」はカヴァー。ジャズというジャンルに必ずしもこだわっていないようだが、ジャズ的な魅力が自然発生的にあふれる。「Over The Rainbow」はparis matchの歌手ミズノマリがゲスト参加。
英国スコットランド出身のバンドによる4年半ぶりの5作目。ファンの期待を裏切らぬゆったりした音と歌声で愛の歌を綴り、シド・バレットに啓発された「モーニング・スター」も含めてポップだが深い。日本盤は曲ごとのメンバーの解説や歌詞の和訳と「アストロノミー」もパックした嬉しい作り。
古典的なR&RやR&Bに拘りつつ、イブシ銀のグルーヴ感を発散させる今作は、彼らのメジャー・デビュー作(通算3作目)。パンキッシュな躍動感とともに辛口のヴォーカルもサウンドに適度なコクを与える。ローリング・ストーンズへのリスペクト・チューンも美味だ。
4人組ロック・バンドのファースト・アルバム。ブッとい斧で大木をなぎ倒しながら一直線に突き進んでいくような疾走感あふれるバンド・サウンドは卓越した演奏能力がなせる業だが、それに負けない迫力を聴かせるヴォーカルにも思わず脱帽。何より曲がいいよ。★
70年代後半〜80年代にかけて圧倒的な人気を誇ったTBS系音楽番組『ザ・ベストテン』のオフィシャル・コンピレーション・アルバム。ビクター所有の楽曲の中から、82〜83年のヒット・チャートをにぎわせたナンバーを収録している。
洗練されたAORサウンドで人気を集めてきた具島直子のベスト・アルバム。彼女の代表曲のほか、アルバム初収録の「9月の海」や新曲「I love you」も楽しめる。彼女の活動歴をたどれる、ファンにはうれしい一枚だ。
大阪出身のレゲエ・グループ、MIGHTY JAM ROCKのシングル。大阪ならではのコミカルさと等身大のメッセージを上手く融合させた、オリジナリティあふれるナンバーが並ぶ。充実したヴォリュームの一枚だ。
76年にミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』でのデビュー以来、日本のミュージカル史を代表する一人である久野綾希子。2008年のステージ・ライヴから選りすぐった15曲が、聴き手の中に生み出す感動の大きさは他に比ぶべくもない。
イギリスのヴェテラン・フュージョン・バンド、シャカタクのコンピレーション・アルバム。ジャパニーズ・クラブ・シーンの第一人者、DJ 19がクラブ/カフェ・テイストを切り口にコンパイルした日本独自企画盤だ。
シャドウズ・フォールのジェイソン・ビットナー(ds)が在籍した幻のデスコア・バンド(95年NYで結成)の、復活デビュー・アルバム。耳に突き刺さるような演奏は全編にわたってとにかくダークで破壊的だが、ドラマーが中心になっているだけに的確なドラミングも聴きものだ。
1stシングルの衝撃も大きなジョンジョリーナ・アリーの、2009年4月リリースとなる2ndシングル。カネボウ「ALLIE」のCMソングともなったタイトル曲のほか、初商品化となる音源を含む全4曲を収録する。
発売元
キングレコード株式会社バレエ上演はバレエ団の数だけさまざまな版があるといわれる。この盤は実際に熊川が振付けした舞台を音楽的に再現したもの。オリジナルの曲順とはかなりの変更があるほか、テンポ設定や表現なども“身体表現”にフィットした演奏が展開しているのが聴きもの。
2002年のメジャー・デビューを経て初レコーディングから10年。J-レゲエの風雲児による通算6枚目のアルバムは、勢いよく、重厚感あふれる仕上がりといえる。さわやかな朝のムードに巻き舌のラップが映える「Nice Day」をはじめ、多彩なサウンドも聴きごたえあり!