2010年10月6日発売
制作・出演
ArmandMigiani / ウィリアム・ブカヤ / ジャン・アルデゴン / チェット・ベイカー / ベニー・ヴァスール / ボビー・ジャスパー / モーリス・ヴァンデール / ルネ・ユルトルジェチェットが1950年中期にパリで吹き込んだものでBarclay原盤。「エブリシングハプンズ・トゥ・ミー」以外ではトランペットに専念しており、現地のミュージシャンとの呼吸も合っている。
制作・出演
アンドレア・ボチェッリ / アンリ・メイヤック / エヴァ・メイ / ジャン=リュック・バレストラ / チョン・ミュンフン / ティエリ・フェリクス / ビゼー / フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 / ブリン・ターフェル / マリーナ・ドマシェンコボチェッリがドン・ホセをうたった全曲盤からの抜粋盤。有名曲だけでなく、物語の内容もわかるような選曲となっている。全曲盤を聴き通すのはいささか大変なので、初心者やボチェッリ・ファンには格好の一枚といえる。
アート・ブレイキーのコンボ、しかもバド・パウエル参加の音源で、フランス録音とくれば興味は尽きない。当地のバルネ・ウィランも参加しており、セッション音源らしく10分を超える長尺曲が多い。
1958年にパリで行なったライヴの音源を収録したアルバム。現地のミュージシャンは参加しておらず、数か月間ともに滞在したソリッドなクインテットで臨んだハード・バップ作品だ。自分の音を確立しつつあるバードの姿がある。
『バード・イン・パリ』と名付けられた作品と同じ1958年のライヴを収めたアルバム。バードもさることながら、ボビー・ジャスパーの快活ぶりは特筆すべき。リーダーかと錯覚するほど縦横無尽にサックスを吹きまくっている。
ハーモニカの名手として知られるシールマンスだが、1961年にパリで録音した本作では主にギターを手にしている。フランスのピアノ・トリオとの絡みという点でも貴重で興味深い一枚だ。Polydor原盤。
ミシェル・ルグランのピアノ・トリオによる、フランスらしさいっぱいの1959年作品。Philips原盤。パリにまつわる楽曲を中心にセレクトされており、現地のイメージを鮮明に想起させてくれる小品集といった趣きだ。
バップ期から活躍していたフランス人ピアニストとしては最も知名度の高いプレイヤー、ルネ・ユルトルジェが、ドン・バイアスらと共演して評価を高めていた1950年代当時のトリオ作品。独特のセンスで綴ったバドの作品集だ。
制作・出演
NatPavone / イニー・ルジェーロ / ジェイ・キャメロン / ジョージ・コールマン / スライド・ハンプトン / ブッチ・ウォーレン / ベンジャミン・ジェイコブ=エル / リチャード・ウィリアムズジャズ・トロンボーン奏者、スライド・ハンプトンがピアノレスのコンボで1962年に吹き込んだ作品。ジャズメンによるオリジナル曲が中心だが、よく練られたアレンジでまったく飽きさせない。Philips原盤。
知る人ぞ知るシカゴ生まれのジャズ・ピアニストによるトリオ・アルバム。録音は1958年にパリで行なわれており、ディジー・ガレスピーとの共演などで勢いに乗っていたロンネルの、力強いピアノさばきが聴ける。
ソニー・クリスが1960年代前半にフランスで吹き込んだリーダー・セッションを収録。現地の実力派ミュージシャンをバックに、持ち前のブルージィなサックスを聴かせる。PolydorからのEP音源も追加収録。
制作・出演
ウィントン・マルサリス / エリス・マルサリス / エリス・マルサリス3世 / ザ・マルサリス・ファミリー&フレンズ / ジェイソン・マルサリス / デルフィーヨ・マルサリス / ハリー・コニックJr. / ブランフォード・マルサリスジャズ界で最も有名なファミリー、マルサリス・ファミリーが2009年に行なったライヴを収録。ハリケーンの被害を受けた故郷ニューオーリンズを支援するチャリティ企画で、同郷のハリー・コニックの姿も。
キャッチーなメロディと疾走感あふれるサウンドを武器にもつジミー・イート・ワールドの約3年ぶりのアルバム。初期3作をプロデュースしたマーク・トロンビーノが久々にカムバックしており、黄金タッグの復活による演奏を堪能できる。
リッチー・ブラックモアとキャンディス・ナイトによる、フォーク・ロック・プロジェクトの作品。ルネサンス音楽の要素を散りばめたメロディと、繊細さと華やかさを併せ持つキャンディスの歌声が美しい。静かな曲とハードな曲をバランス良く収めている。
恒例のオールスター・ミュージシャンを従えたライヴの2008年版。ゲストでビリー・スクワイアやコリン・ヘイらが参加。ビートルズ・ナンバーやリンゴのソロ楽曲に加え、参加ミュージシャンがそれぞれの持ち歌を披露している。
米TVドラマから誕生した18歳の歌姫アイドルによるファースト・アルバム。エレクトリック・ポップのビートにのり、キュートな歌声が心地よさを運ぶ。音楽が鳴っていると自然と体が動くという彼女らしい躍動感が魅力の一作。マドンナなどを手掛けたネリー・フーパーがプロデュース。
EMIが所有するジャズ・カタログから新旧のラヴ・ソングを集めた一枚。ヴォーカルものを中心に、ピアノ曲やサックス奏者による演奏も収録。スウィートな大人の時間を演出できる楽曲が盛りだくさん。
アンスネス2度目の録音となる第3番を含めラフマニノフ全曲録音が完成。5年ぶりに果たされたパッパーノとの共演、入念なスタジオ録音、と条件も整えば、その出来栄えも想像されようが、実際はそれをも凌駕して美音極まる。サポートするLSOの秀逸さにHQディスク仕様も加わって、音質面でも好盤。★