2010年11月3日発売
関西を拠点とする5人組女性ヴォーカル・バンドの2作目は、ムーディな雰囲気のジャズ・ナンバー「Romanticism」、ダンサブルなロック・チューン「Seven」などを含む7曲入り。ジャズとロックを自由に行き来しながら、優雅にして生々しいサウンド・イメージを広げていく、このバンドの特性がしっかりと示された作品に仕上がっている。
ヒップホップ、ロック、フォーク、レゲエ、ダブなどの要素が融合したナチュラルな音楽を聴かせる27歳のシンガー・ソングライターのファースト。レイドバック感あふれるバンド・アンサンブルと脱力系のヴォーカルは、和製サーフ・ミュージックとも言えるユルめのサウンドが心地よく、聴いていると心和む。
サラリーマン生活も経験し、プロ・再デビューした、ヤマナカの遅すぎた一枚。バックには多彩な活躍を続けるKANKAWAが参加、独自のグルーヴィ・サウンドを響かす。ギターはジェントルという言葉が当てはまる優しいブルース感覚。決してイージーではないが柔らかさが伝わる。
2010年7月に渋谷AXで行なわれた14周年記念ライヴを収録。変わらずナンセンスなブラック・ジョーク満載のナンバーが目白押しだが、ホロリとさせるメロディや歌詞が飛び出すあたりはさすがとあらためて痛感。ブックレットには、この日のゲストだったカジヒデキとの対談も。
庭田人生(vo)の歌に共感したメンバーが集い、2000年10月に結成された5人組による、6年ぶりとなる2枚目のアルバム。とにかく歌に惹き付けられる作品だ。飾り気はまったくないものの、投げ掛けられる言葉の熱さに実像が見える。楽曲ごとの色合いの違いも興味深さを増す要素だろう。
サード・アルバム『SPRING MIST』(2010年4月)を中心とした2010年のツアーから、ストリングスをフィーチャーしたライヴ音源(5月14日/下北沢GARDEN)を収録。生楽器の芳醇な響きと洗練の極みともいえるアレンジ、ポップ・ミュージックの豊かさを凝縮した楽曲がたっぷり楽しめる。
イベントなどで交流のあった両者による魅惑のコラボ作。永遠のポップス王子と多彩な音楽性を持つ個性派バンドとの新鮮な息吹に満ちあふれた共演は、甘酸っぱく、そしてちょっぴりほろ苦く……まさにタイトルどおりのティーン・アンセム。渋谷系や“DMC”を知らない少年少女にもぜひ楽しんでほしい。
クラシック・ギターやディジュリドゥなど一風変わった編成の7人組インスト・バンドの約3年ぶりのアルバム。アコースティック・アンサンブルのダイナミックなジャムを基本としつつ、ジプシーっぽかったりケルト風だったり室内楽風だったりと振幅性が広い。新しい無国籍インストというべきか。
ミスター・ビッグのヴォーカリストが、女性歌手によるヒット曲をカヴァーする人気シリーズの第3弾。ファンからのリクエストを元に、邦楽のヒット曲から選曲。「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)ではデビー・ギブソンとのデュエットが実現。 【MR & MS.VOCALIST 特集】♪♪PV動画公開中♪♪
洋楽・邦楽の垣根を越えて愛される「MR.VOCALIST」の女性版! MS.VOCALIST誕生!! 世界の歌姫が、日本の男性アーティストによるヒット曲をカヴァーする企画盤。尾崎豊からスピッツまで幅広いジャンルに挑戦する。エリック・マーティンとのデュエット曲や、自身の代表曲「Lost In Your Eyes」の日本語ヴァージョンも収録。 【MR & MS.VOCALIST 特集】
メジャー・レーベルからの13枚目のアルバム。フツーに生活している人たちをさりげなく励ますような日本語の歌が前面に出た曲で構成され、軽妙なスワンプ・テイストに彩られたサウンドはベテランならではだが、“おっさん”の躍動感も十分だ。亀田誠治が一曲プロデュースしたことも話題である。