2010年12月22日発売
トレイシング・ライトトレイシング・ライト
カナダのシンガー/ピアニスト、ライラ・ビアリのスタジオ録音第2作。スティングのバック・メンバーも務めるジャズ&ポップス系のシンガーだ。k.d.ラング「シンプル」などのカヴァーやスタンダード・ソング、自作曲を歌う。多彩で幅広い。独創的な姿勢がうかがえる。
カミング・イン・フロム・ザ・ダークカミング・イン・フロム・ザ・ダーク
コペンハーゲンを中心に活動するメッテ・ジュールのデビュー・アルバム。ダニッシュ・ジャズ界の重鎮、アレックス・リールのトリオを従えてスタンダードをしっかり歌う一方で、ジョニ・ミッチェルのような自ら物語りを紡ぐシンガー・ソングライターとしての一面も。
フューチャーフューチャー
「プッシン・トゥ・ハード」のヒットで知られるスカイ・サクソン率いるザ・シーズが67年に発表したサイケ傑作の3作目の紙ジャケCD。東洋的なアプローチからサーカス・ミュージック風、フラワー・ポップまで、さまざまな手法を駆使した意欲作にして最高傑作。サクソンのひしゃげた声がまたイイ!★
すすめ!ウルトラマンゼロすすめ!ウルトラマンゼロ
ドワンゴと円谷プロダクションが共同プロデュースを手がける4人組ユニットの2ndシングル。カップリングには、ウルトラマンゼロの応援歌「新しい光」などを収録。
ぼーかろいど みんなのうたぼーかろいど みんなのうた
ボーカロイドのアルバムは各種リリースされているが、こちらはタイトルどおりにほのぼのとした和み系のオリジナル・ポップスを集めた一枚。どの曲も単純にポップスとしての水準が高くてビックリ。それぞれのスタイル、切り口もさまざまで聴きごたえがあります。
トゥ・レイト・ナウトゥ・レイト・ナウ
ベースの名手、ハービー・S(シュワルツ)が88年に録音しながら、日の目を見ることのなかった秘蔵音源のCD化。収録曲はスタンダードの名曲中心で、まだ22歳だったビル・チャーラップが参加していて、彼にとっては初レコーディング。そのピアノはすでに歌心をたっぷりと湛えていて、伸びやかでみずみずしい。