2010年1月発売
一曲というより、まるで一篇の芝居のようなパフォーマンス性を魅せる37枚目のシングル。バリバリ鳴らすロック・ギターをメインに、オーケストラ&コーラス隊のクラシックなアレンジで盛り立てるメッセージ・ソング。ピアノ伴奏が印象的なカップリングのインスト曲も、威風堂々たる存在感を醸し出している。
再結成全国ツアー最終日、2009年11月14日の武道館ライヴを収録したアルバム。70年代後半の大ヒットよりも、それ以前のナンバーがメイン。序盤はフォーク、中盤からはロックアレンジで聴かせる。新曲「GOING HOME」のコーラスは、全国ツアーで収録した述べ10万余の観客の歌をつないだもの。
エルヴィスの生誕75周年記念3枚組ベスト盤。初の全米No.1「ハートブレイク・ホテル」から、「ラスベガス万才」などの映画からのナンバー、そしてデビュー曲「ザッツ・オール・ライト」まで全75曲。アップ・テンポの曲のノリのよさ、バラードの声の艶、節まわしの巧みさ、とにかく巧い。
近未来テクノ・ポップ・バンド、エイプリルズのオリジナル・アルバム4作目。4年半ぶりのリリースとなった本作にも、キラキラでピコピコのサウンドが宝石箱のように詰め込まれている。
妖怪テイストを取り入れたゴシックなビジュアルが目を引くホラー・パンク・メタル4人組、マモノのマキシ。メタルコアなヘヴィさからは確かなテクニックが見て取れるとともに、歌詞をはじめとして全編にシニカルなユーモアが息づき、妖しくもスリリングな音世界を展開。
キッズ・モデル・プロダクション“キャストネット”所属の子供たちが歌う、往年の洋楽ヒット曲の可愛らしいカヴァー集。サウンドは基本的にカラオケで、歌の巧拙を問うようなものでもなく、親御さんたちのための思い出アルバムという感じ。聴いていてなごめることは間違いない。
EXIT TRANCEによる人気シリーズ“SPEED アニメトランス”のサブ・シリーズ『THE MOVIE』の続編。2009年を代表する劇場版アニメからピックアップした楽曲の数々をトランス・アレンジで収録している。
男性DJ/トラック・メイカー・デュオによる3枚目のアルバム。2009年にCradle Orchestra名義の作品で共演したNieve&Jeanとのプロジェクトとしての作品だ。ラップとヴォーカル、そしてメロウでソウルフルなトラックが融合した、濃密にして甘美な仕上がり。