2010年1月発売
007テーマ・ソングをサンプリングした「SHOCK!」は、明るくファンシーなメロディとグランジ調ヘヴィ・ギターとアラビアン民謡を文字どおりミクスチャーさせたパンキッシュ・ナンバー。他アイドル・グループとは一線を画したマニアックなサウンドと前向きなメッセージ性で頭一つ出た感のある11枚目のシングル。
2010年のショパン生誕200年記念企画アルバム。日本人が大活躍しているフィギュア・スケートへの関心が高まり、使用される楽曲も大ヒットするように。本作では、フィギュア・スケートの名選手たちがこれまでに使用したショパンの楽曲を集めている。
これら2作から想起される豪壮華麗や圧巻白熱といった直情的イメージとは間合いを置き、発止と魅せる部分はそれはそれ、細部の響きに冷静に耳を働かせて背後に漂うリリシズムを掬い取って清新。独奏部分など協奏曲であることを忘れるほどシンと引き寄せられる。
セルフ・プロデュース第3弾にして2010年最初のCD。陰鬱な雰囲気を漂わせる旋律、ヒリヒリとした緊張感をたたえたワルツ・アレンジからは、このバンドの貪欲な音楽的欲求が伝わる。「どうにもとまらない」(山本リンダ)を収録するなど、新たなトライがたっぷり。
アメリカはポートランド出身の4人組によるデビュー・アルバム。ダンス・ミュージックとロックが見事に融合、ポップでグルーヴィな踊れるロック。ハスキーな声のヴォーカリスト、ベン・グルーヴィンは、ほとんどの作曲も担当しており、デビュー作とは思えないほどの粒ぞろいのナンバーが揃っている。
発売元
ユニバーサルミュージック恋してしまいそうなほど魅力的だという2楽章の、ピアノの響きに感性を澄まし、音の中をゆらとたゆたうごとき音の姿がオケともども全編横溢。装飾音のひとつひとつに耳を配り、時にフイと消え入って融ける。速い部分でも決して一気呵成に走らない。独自の境地だ。
2009年11月に発表されたアルバム『ザ・フォール』のデラックス・エディション盤。NYで行なったライヴ音源と2曲のボーナス・トラックを収録。ジャクワイア・キングをプロデューサーに迎え、ジェシー・ハリスらと共同制作した意欲作だ。 ⇒輸入盤はこちら
カラッとした曲調で歌われる旅情たっぷりのシングル。馬籠、十曲峠など、木曽路ならではのイメージを巧みに用いて、大人の恋愛模様を描いている。ぶっといサックス・ブロウが印象的な「私やっぱり女です」も、女の性を歌った哀愁漂う演歌ナンバー。ムーディな彼女の歌声がぴったりはまる。
秋元康や竹内まりや、玉置浩二、そして筒美京平らが曲づくりに参加しているオリジナル楽曲集全20曲と、カヴァー楽曲集全20曲の2枚組。昭和ロマンの香りをそこはかとなく漂わせる歌唱が、言葉をクッキリと際立たせ、耳にスンナリ入ってくる。楽曲の解釈力、表現力の確かさに年輪を感じる。