2010年3月発売
2009年11月にJ1復帰を決めたセレッソ大阪。その勢いに拍車をかけるべく放たれる、オフィシャル・アンセム第2弾。今作では、サポーター1000人が体育館に集いコーラスとして参加。圧倒的なスケールを湛える応援歌に仕上がった。
スウェーデンのヘヴィ・メタル6人組、3年ぶりとなる通算9作目。ツイン・ギターでエレクトロニクス担当者も抱えてのメロディアスとも言える起伏に富むサウンドに、デス・メタル調のひしゃけたヴォーカルが乗る。その噛み合いの良さは、多様な余韻や含みを浮かび上がらせたりも。
メロディック・デス・メタル、ダーク・トランキュリティの2枚組ライヴ盤。2008年10月にイタリアで行なわれたものを収録、合計21曲入り。荘厳なオープニングから幕を開け、1曲目では熱いオーディエンスの合唱が勝手に巻き起こる。スタジオ盤では味わえない興奮が爆発。
音楽学校で出会った現役女子高生4人組、リリー・オブ・ザ・バリーによるデビュー・ミニ・アルバム。思春期特有の甘酸っぱさを歌詞に託し、清涼感漂うロックから弾けたパンキッシュなビート・ロックに至るまで出しおしみなく、現在の彼女たちのベストをアピールしている点が好印象。
宝塚歌劇団星組の公演の実況録音盤。冒頭から、ゴージャスなオケにのせてロメロ役の柚希礼音のスモーキーな歌声が、観客を一気に宝塚ワールドへ引き込んでいく。また、「アフリカーナ」など民族音楽色豊かなサウンドの宝塚的歌唱のアプローチが、興味深く鑑賞できた。ぜひ、大きなシステムで味わいたい。
アダルトでアーバンな層に今もっともアピールするヒップホップ・アーティストのメジャー・デビュー・アルバムは、TVやゲームの世界でお馴染みとなったナンバーをカヴァーした耳馴染みにいい一作。90's初頭のアーバン・スタイルにハウスやクラシックまで取り込んだ意欲作。
デビュー20周年イヤーを締めくくる2010年3月10日発表のオリジナル・アルバム。奥田民生を迎えた「流星とバラード」といったシングル曲のほか、デビュー・アルバムに収録されたインスト「君と僕」に作詞を施した新ヴァージョンなどを含む充実作だ。
DJの須永辰緒がプロデュースする、アニメ『ルパン三世』のカヴァー・アルバム。現在のクラブ・ジャズ・シーンの重要アーティストたちが、世界から集結。スタイリッシュかつ情熱にあふれた仕上がりとなっている。
13年ぶりに、デビュー作を発表したキングに復帰してのアルバム。その間、元ナンバーガールの田渕ひさ子(g)の加入で4人編成となったが、目指すサウンドの方向性や音楽に向かう姿勢にはいささかのブレもない。等身大の歌をノイズ混じりのギター・ロックで聴かせるこれぞ日本の正しきオルタナ・ロック。