2010年6月発売
2010年6月23日リリースのミニ・アルバム。テレビ東京系アニメ『荒川アンダー ザ ブリッジ』エンディング・テーマに起用された「逆様ブリッジ」は、スネオヘアーらしい透明感のあるメロディが心に残る一曲。
デビュー30周年記念アルバムは、彼女自身がセレクトした思い入れの強い代表曲10曲をセルフ・カヴァーしたもの。バックや編曲家を同一メンバーで固定したことにより、アルバムとして統一感があり、バンドとしての力強いグルーヴも感じられる。アーシーな魅力にあふれた「手をつなごう」は唯一の新曲。
劇団四季研究所を卒業し、映画や舞台、TVドラマ女優としても活躍する女性歌手のシングル。夢へのあきらめきれない思いを歌い上げる古典的な演歌ナンバーの「夢追い舟唄」、旅での切ない女心を歌ったバラード・タイプの「ひとり松江で」と、リスナーの心にしみ入るような情感たっぷりの歌が楽しめる。
89年「包丁一代」でデビューして以来、さまざまな世界を歌い続けてきた女性演歌歌手、北野まち子のシングル。夫婦の絆をしっとりと歌い上げた前作「あかね空」に続いて、情緒あふれる世界を聴かせた作品だ。
ベテランといえるキャリアの民謡・演歌の池田輝郎が、東京キューバンボーイズと共演しているラテン民謡や歌謡といった風情の「五木の子守唄」「望郷ひとり酒」が聴きもの。「北の夜風」や「これから」の作曲者である水森英夫のナレーションを務め、変化に富んだ内容。
発売元
キングレコード株式会社矢野沙織が登場したときと同等のインパクトを放つ10代の才媛。2010年の本デビュー作は参加陣もクリスチャン・マクブライドを筆頭に豪華過ぎるが、それに見合うサックスのポテンシャルを秘めた新人だ。
オリジナルとしては約13年ぶりとなる12枚目のアルバムは、タイトルの“顔を溶かしてしまう”くらいのハード・ロックにあふれている。ワイルドでキャッチーなロックからリリカルなバラードまで展開される中スキルフルなギター・サウンドがさらなる発熱を誘う作品は、Y&Tサウンドの指紋を十分に堪能できる。
北欧デンマークが生んだヘヴィ・メタルの雄による、約4年ぶり13枚目のアルバム。2011年で結成30周年となる彼らだが、そのサウンドは貫禄も加味されて重厚なものに。 重心の低いリフの上をロニー・アトキンスの熱い歌声が炸裂する姿には、往年のファンも溜飲を下げるはず。
スウェーデンのグラム・ロック・バンドによる、サイモン・クルーズを新ヴォーカリストに迎えた復活アルバム。モトリー・クルーやスキッド・ロウからの影響を感じさせる、キャッチーなLAメタルサウンドと、荒々しいヴォーカルが危険な香りを漂わせる。
エディ・ジョブソン率いるUKZのギタリストが、腕利きドラマーのマルコ・ミネマンと作り上げたソロ2作目。アラン・ホールズワースの再来との呼び声高いのも納得の、テクニカルで時にトリッキーでもある想像力に富んだジャズ/フュージョン/プログレ・テイストのギター・プレイは刺激的。
CM曲として有名な“ダバダ〜”の15秒Ver.を1曲目、30秒Ver.をラストに収録。そのほかには「やさしく歌って」「レフト・アローン」「リカード・ボサノヴァ」などTVで耳にする一般的に日本で有名なジャズやボサ・ノヴァが目白押し。
“愛”をテーマにしたシングルの聴きものは、2009年末の紅白歌合戦で反響を呼んだピアノ伴奏のみのパフォーマンスを踏襲したシンプルな編成による「珍島物語」「美しい昔」「枇杷の実のなる頃」。ピアノやガット・ギター、ヴァイオリンの音色と深みのある歌声が影響を与え合い、穏やかな中にも独特の緊張感が漲っている。ジャズ・アレンジの「カッコ悪いね」もオシャレ。
2年ぶりのシングルは、2009年発売の『芸能活動45周年記念アルバム』に収録され話題・人気を呼んでいる楽曲。「夫婦詩」は夫婦の温かく強い絆を大地良こと杉様らしい言葉で綴り、歌い上げた正調演歌。苦労をかけた恋女房への情愛を切々と歌った「お前の背中」も、心にしみてくる味わいある佳曲。