音楽むすび | 2010年7月21日発売

2010年7月21日発売

モーツァルト:クラリネット協奏曲/グリエール:ハープ協奏曲/コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲モーツァルト:クラリネット協奏曲/グリエール:ハープ協奏曲/コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲

BR KLASSIK ミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによるコンサート 2008年、2009年のミュンヘン国際音楽コンクール優勝者たちによる「若き芽のコンサート」です。このコンクールは、1952年に創設され、ピアノ、ヴァイオリン、声楽、チェロ部門の他、室内楽やハープなどたくさんの楽器の演奏家の登竜門として知られています。優勝者が出ることがあまりなく、本当に実力のある人を世界へ送りだす質実剛健なコンクールでもあります。  このアルバムは、そんな珍しい「優勝者」の演奏を楽しめる1枚です。2008年のクラリネット部門優勝者、セバスチャン・マンツは伸びやかなモーツァルトを聴かせます。2009年のハープ部門の優勝者セソンは、グリエールのハープ協奏曲を演奏。七色の音色で聴衆を魅了しました。また、同年のヴァイオリン部門の優勝者ヘユンは当時17歳。最年少の優勝者として特に注目を浴びる中、コルンゴルトの協奏曲を弾きこなしています。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 ・モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622  セバスチャン・マンツ(クラリネット)  バイエルン放送交響楽団  コルネリウス・マイスター(指揮)  録音時期:2008年9月19日  録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール  録音方式:デジタル(ライヴ) ・グリエール:ハープ協奏曲変ホ長調 Op.74 ・コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35  エマニュエル・セソン(ハープ)  パク・ヘユン(ヴァイオリン)  バイエルン放送交響楽団  ロランス・レーヌ(指揮)  録音時期:2009年9月19日  録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール  録音方式:デジタル(ライヴ) Powered by HMV

復刻盤 宮城道雄 合奏曲集成復刻盤 宮城道雄 合奏曲集成

87年にLPで発売された『合奏曲集成』の復刻だ。ここでの合奏曲とは、3曲を基調にした管絃合奏の大きな組み合わせで、あらゆる和楽器を使っての大合奏、それにコーラスや独唱などが加わった交声曲などまでを指している。大正末から昭和31年にかけて宮城道雄が作曲した曲で構成されている。とにかく野心的で、当初その演奏は狼藉者と映る場面もあったろうと想像させる。箏曲に次々と狼藉者といわれて不思議でない変革者たちが登場する歴史的背景を、宮城の仕事に見ることになる。西欧音楽の様式を導入する過程で登場した和楽オーケストラのための楽曲である。なかでも箏とオーケストラによる「越天楽変奏曲」などが一度は聴いておきたい曲だ。昨今の和楽器演奏によるフュージョン的作品の原型がここにある。意外なほどコーラスや独唱などがフィーチャーされている曲に見られる作曲者・宮城の意図や思惑などを深読みできたりもして、これがなかなか面白い。

Best & Last LiveBest & Last Live

沖縄を代表するジャズ・ピアニスト、屋良文雄のベスト&ラスト ライブ・アルバム! 惜しくも去る4月8日に死去された屋良文雄さんの足跡を辿るベスト盤と、ラストライブとなった3月18日の那覇・パレット市民劇場のライブを完全収録したライブ盤。 【屋良文雄プロフィール】 1940年1月13日、那覇市泊生まれ。琉球大学在学中にプロ入り、米軍地内でピアニストとして活躍。 79年 渡米、ロサンゼルスにて演奏活動 83年 初アルバムLP「南風」をリリース 89年 第5回琉球放送創作芸術祭創作音楽部門 奨励賞受賞 91年 ミュージカル「マサリー」作曲    文化庁優秀舞台奨励賞受賞 沖縄コンベンションセンター劇場にて公演 93年 ロンドンにてコンサート 97年 シンガポール・ジャズフェスティバルに参加 98年 台北ジャズフェスティバルに参加 99年 沖縄県文化協会賞受賞 2002年 沖縄県文化功労賞受賞 2007年 沖縄タイムス芸術選賞大賞    沖縄JAZZ協会(OJA)会長 海外、全国各地にてコンサートCD6枚をリリース    毎日 21:00-0:30 ライブ・イン「寓話」(泉崎病院向かい)にて演奏 2010年4月8日がんの為70歳で死去。

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