2010年7月発売
ジャズに関する著作で有名になったモラスキーが佐藤允彦のプロデュースで贈るソロ・ピアノ。マル・ウォルドロンを想起させる左手の骨太いサウンドとファンキーな右手が印象的に響く冒頭曲から、「Be-bop for Barry」はバリー・ハリス的なビ・バップの時代感が漂う演奏。長年のジャズ・ファンを魅了する一枚。
ヒップホップ・レーベルからデビューし名を挙げ、数々のコンピ・アルバムに参加してきた彼が放つ待望のファースト・アルバム。イメージは、静と動。美しい旋律のピアノの楽曲を中心とした、ジャンルの枠を超えた壮大かつシックなサウンドは、彼にしか表現できないオリジナル性を強く感じる。
2010年にコンピCDでデビュー後の初アルバム。クラシカルで幻想的なサウンド、そこにヒップホップを取り入れるなど、古典音楽の要素と現代音楽、そして和と洋を融合した独自の世界観を展開。環境音楽として聴き流すというより、じっくり耳を傾けたくなる完成度。メロディの美しさに心洗われた。
クラシックの宗教曲や声楽曲を中心に、美しい声によるハーモニーを集めた2枚組のコンピ盤。“究極の癒しは人の声”をキーワードに現代人の心に染みる静謐なる声の世界を楽しむことができる。
テクノ四天王と呼ばれる彼らが、結成20周年を記念して発表した2枚組ベスト・アルバム。90年代半ばから後半にかけて、絶大な人気を誇った彼らのヒット曲に加え、未発表ライヴ・バージョンやリミックス4曲も収録している。
2ヴォーカル+1MC+2ダンサーからなる5人組ユニットの1作目。アニメ『クロスゲーム』のエンディング曲「オレンジDays」、ドラマ『筆談ホステス』エンディング曲「Departures」、2010年5月発売の3枚目のシングル「片想い」など全13曲。恋する男子の気持ちを代弁したセツナ・ソングや幸せな時期を歌ったハッピー・ソングを集めた。
ソロとして5枚目を数えるシングルは、「クリア!」がCM、「どれだけの朝と夜を」が映画『シュアリー・サムデイ』のメイン・テーマとダブル・タイアップが揃う豪華版。彼ならではの勢いに乗った歯切れ良い前者とややルーズな後者と好対照のカップリング。ただ、ともにエモーショナルな質感が満喫できるはず。
プロデューサーの朝本浩文によるソロ・ユニットの2作目。お得意のドラムンベースやレゲエのリズムにピアノやストリングスを加えた、美しく透明感のあるサウンドを作り上げている。吉井和哉やユラリなど多彩なゲスト・ヴォーカルも参加しており、やはり盟友UAの曲が群を抜いて秀逸な出来。
2010年7月リリースの、MEGARYU初のベスト・アルバム。Disc1には「ETERNAL LOVE」「SUNSHINE」など“ダンスホール”楽曲を、Disc2には「消えない宝」「夜空に咲く花」など“歌もの”楽曲を収録する。
名古屋を中心にライヴ活動を行なうヒップホップ・アーティスト、MASHの3rdアルバム。結婚する友達ヘ向けて書き下ろした「おめでとう」をはじめ、ストレートで熱いメッセージがたっぷりと詰まっている。