2010年8月25日発売
作曲家・杉本眞人のシンガー・ソングライターとしての作品。70年代のフォーク全盛期に戦無世代の歌謡曲だなと感じたのが、間違いではなかったと実感させられる。私小説的な物語が似合う年代になったすぎもとの歌声ならではの深い歌謡性によって説得され、納得。
12インチ・シングルに収録された音源を集めたコンピレーション・シリーズ。90年代ヒップホップを集めた本作は、LLクールJやドクター・ドレーらクラシック・ヒップホップを多数収録。オフビートなトラックが満載だ。
制作・出演
カール・オルフ / クリスティアン・ゲアハーヘル / ゲルハルト・シュミット=ガデン / ダニエル・ハーディング / ハンス=ヴェルナー・ブンツ / バイエルン放送交響楽団 / バイエルン放送合唱団 / パトリシア・プティボン / ラルフ・ルーデヴィヒ近年声楽大作にヒットが多いハーディング。当演奏も躍動的なリズムで一気に聴かせる。特筆すべきはオケと合唱の優秀さだ。たとえばTk8でのフルートの味わいや、交替に出るコーラスの透明感と音程のよさ。Tk16など速いテンポにもピタリと付けている。ゲルハーヘルも素晴らしい。
2010年6月に復活したALLISTERのスコット・マーフィーが続けてきたJ-POPカヴァー・アルバム、まさかの第4弾。何も知らせずに聴けば外国人が歌っているとは思わないほど流暢な日本語で歌い、しかもロックにアレンジしながら原曲の持ち味は失わないその手腕は見事。幅広い選曲も楽しい。
しばし国内での音楽活動休止を発表した女性シンガーの15枚目のシングル。本作でもプロデュース、コンポーザーに中田ヤスタカが参加。エフェクトの利いたヴォーカルとデジタル・ポップスが溶け合った、現代の歌謡曲といった趣。キャッチーさ抜群で、飽きのこないサウンド・メイクはさすが。
はじける若さとでも言ったら良いのか、音を出した瞬間に鮮烈な音がポーンと飛び出してくるよう。自由自在に動き回り、難所もまったくのポーカーフェースで通り過ぎる。それでいてほんのりと甘い空気や色っぽい音色をさりげなく振りまいてくれる。なかなかの逸材。
女性シンガーの10周年アニヴァーサリー第3弾シングル(テレビ朝日系ドラマ『警視庁継続捜査班』主題歌)。「眠れない街」は愛する人の不安などを癒すために歌われるバラードで、「For my Sister」はジュディス・ヒルをフィーチャーした日本語ヴァージョン。優しさとスリルを併せ持つソウルフルなヴォーカルだ。
「ビコーズ・オブ・ユー」をはじめとするNe-Yoの代表曲4曲を収めた“コンパクト”なベスト盤。大ヒット曲ばかりを集めた充実の内容にして500円という、Ne-Yo入門編としてもピッタリの一枚だ。
ニューヨークを拠点にした活動も10年を迎え、世界中のダンス・フロアを盛り上げてきたAKがこれまでにリリースしてきた楽曲の中から、ダンス/ハウス/エレクトロなものばかりを集めたコレクション・アルバム。フランソワKほか、豪華アーティストとのコラボレーションも多数収録している。
2010年8月発表の3年ぶりとなるアルバム。みうらじゅん、Elvis Woodstock(リリー・フランキー)、つんく♂、綾小路翔ら、豪華ゲストが参加。ハードでありながらメロディアスなナンバーが揃っている。
制作・出演
OLDNICKakaDJHASEBE / アヴリル・ラヴィーン / ケイティー・タンストール / ケイトリン・ターヴァー / コリーヌ・ベイリー・レイ / ジェシカ・シンプソン / ジャスティン・ノヅカ / トリスタン・プリティマン発売元
ユニバーサルミュージックジャンル
人気コンピ・シリーズ『V.I.P.』と、OLD NICKことDJ HASEBEがコラボレート。“ちょっと贅沢したい日のBGM”をテーマに、上質な作品をセレクト&ミックス。匠の手にかかった極上トラックが、普段の休日をワンランク上質に演出する。