2011年1月発売
スウェーデンの正統派ヘヴィ・メタル・バンドのセカンド・アルバムは、メンバー・チェンジを経てツイン・ギター・スタイルをとったせいか、より正統派的なパワーを増量させている。歌詞にも物語的な深みが増し、ノー・コンセプトであるが、リスナーごとの世界がそこには映し出されるはずだ。
音楽ガッタスやプッチモニVなどでも活躍した人気アイドルの通算12枚目となるシングル。高揚感をあおるエレクトロ風のトラックに乗せた青春賛歌で、凛としたヴォーカルに元気をもらえる一曲だ。カップリングの「21世紀的恋愛事情」も明るい彼女のキャラクターを全面に活かした痛快作。
優しく豊かな歌声で魅了するシンガー、ジョシュ・グローバンの約4年ぶりのアルバム。これまでタッグを組んでいたデヴィッド・フォスターからリック・ルービンにプロデューサーが代わり、オーケストラと歌声のみごとな競演を聴かせる。
ヒッピー・ムーヴメント発祥の地、サンフランシスコから登場した彼らのファーストがミッド・プライス化。わずか3日で録音されたという作品だが、ガルシアのギター・ソロの響きは格別。
故ジェリー・ガルシアを中心としたアメリカン・ロックを代表するライヴ・バンド、グレイトフル・デッドの、初期の代表作とされる3rdアルバム。アメリカがまさにヒッピー・ムーヴメントの真っ只中だった1969年作品。
ジェリー・ガルシアを中心としたアメリカ随一のライヴ・バンド、グレイトフル・デッドの名演を収録した1969年発表のライヴ・アルバム。ライヴ・バンドとしての本領が遺憾なく発揮されている、心地よいトリップ感が味わえる名盤。
サイケデリック・バンドとしてスタイルを確立していた彼らが、一転してカントリーを採り入れ新境地を開拓した1970年発表の5作目。飾らない簡潔なアレンジで演奏される良質なアメリカン・サウンドを展開している。
個性派俳優としても確固たる地位を築き上げた“酔いどれ天使”ことトム・ウェイツの記念すべきデビュー・アルバム。独特の渋味のなかにもまだ若々しさが感じられる。イーグルスのカヴァーでも有名な「オール'55」も収録。
孤高のシンガー・ソングライター、“酔いどれ詩人”トム・ウェイツが1974年に発表した2ndアルバム。ジャズ・テイストあふれるメランコリックなサウンドにのせて、都会の片隅に生きる男たちの物語を歌った名盤。
“詩人”トム・ウェイツの通算3作目となるアルバム。レコーディング・スタジオに観客を集めて収録したもので、トークやイントロを挟みスムーズに次トラックへと移っていく。「ビッグ・ジョーとファントム309」など“名演”が目白押し。
変則ライヴ・アルバム『娼婦たちの晩餐』に続き、1976年に発表された通算4作目のアルバム。名曲「トム・トラバーツ・ブルース」「想い出のニューオリンズ」など、よりブルージィかつジャジィな色あいを深めたナンバーが揃っている。
どこかつき離しながらもユーモアを織り込んだ“詩”をしゃがれ声で紡ぐトム・ウェイツの1977年作。ベット・ミドラーとのデュエット「アイ・ネヴァー・トーク・トゥ・ストレンジャーズ」ほか、洒脱なナンバーの数々が聴ける。
ジャジーな香りに包まれた都会の夜。トムのモノローグで演出された都会の夜。 優しく、時にセンチメンタルな温かさあふれる、通算6作目にあたるアルバム。 前作に引き続き、本作のバックカバーには当時の恋人である後姿のリッキー・リー・ジョーンズが写っている。 (1978年作品) 2010年デジタル・リマスター